97番目 立山
立山は日本三霊山のひとつ。あと二山は富士山と白山。
登山対象の山としては際立った特徴のある山ではないと思う。
深田は立山信仰と山の周囲に魅力的な場所が多いことから栄えたと述べている。
15年ほど前に旅行で室堂を訪れた際には好天に恵まれ正に別天地だと思った。
7月28日(木) 立山剣縦走1日目(立山・大汝山)
天気 曇一時雨
旅館で起床し朝食を済ませ出発の時に腹の不調に気付いた。
一昨日のほこらキャンプ場で飲んだ山水が怪しいか?
ボトルに残っていた水を確認したら、水には少量の土壌物質も混じっている。
山頂から数十分下った所にある水場の水を煮沸せずに飲んで良いのかしら?
我が故郷白神岳にも山頂から20分ほど下ると水場があるが飲用には煮沸必須。
それでも旅館と立山駅の2か所のトイレで何とか下痢は収束した。
立山駅から登山口の室堂までは通常ロープウェイとバスを乗り継ぐ。
しかしこの日はロープウェイが機器トラブルで運休していたためバスで直行。
登山口から山頂方面は雲がかかり、時々切れ間から山姿が顔を見せる。
登山口から1時間半ほどの所にある一ノ越山荘前には百人ほどの小学生の団体。
更にそこから山頂まで下山中の小学生が列をなしていた。
立山は日本三霊山に加えて学校登山の聖地(メッカ)?
上りと下りの登山者の交差で渋滞気味の道から少し距離をとりながら登っていく。
雄山に着くと立派な社務所と登拝料の必要な神社があり、ここで昼食休憩。
休憩後はお祓いしている神社のある雄山山頂を避け大汝山に向かう。
ガスで見通しは良くなかったが時々ガスに切れ間ができ眺望が出現する。
大汝山、別山、剣御前小舎を経由し、剣沢野営場へ。
野営場の手前では高山植物が花を咲かせ、野営場にはテントの花が咲いている。
野営場の手前でガスが薄れ始め、ようやく剣岳が姿を現し始める。
明日の天気が良いことを祈りつつ早めに床に就いた。
室堂ターミナル – バス車内から撮影
周囲はガスに覆われている
立山玉殿の湧水
登山出発口にある冷たく美味しい水
後方には立山の山塊
07時55分 旅館・発
09時15分 立山駅・発
10時40分 室堂・発
12時40分 雄山山頂~軽食
13時15分 大汝山山頂
14時40分 別山山頂
15時40分 剣沢野営場・着
運転時間 0:55 運転距離 32km
乗車時間 1:00 乗車距離 30km登山時間 4:30 登山距離 10km 高低差 600m テント泊