東北山歩旅行6日目(H29年6月30日) 乳頭山・秋田駒ケ岳

天気 曇時々晴

大白森小屋には歩いて30秒の場所に水場があり便利は最高。
水場の水量はチョロチョロで、昨日の大深山荘の水場の比ではないが、それでも1Lを30秒ほどで満たす。

昨日と同様に今日も長丁場の縦走で朝5時に気合いを入れて出発。
最初に現れた大白森にはワタスゲがまあまあ咲いていた。
もしかして大白森はワタスゲの白い花が一面に咲くから大白森と言うのかもしれないと想像。

大白森から乳頭山へ向かう途中に、鶴の湯に向かわず田代平にショートカットするルートを進む。
このルートは全コースの中で最も刈払いがされていなかった。
しかし登山道としてはまだ大丈夫で多少笹藪漕ぎがあるが、初心者でなければ道迷いの心配はないと思う。

大白森の時は青空だったのが、田代平に出ると雲に覆わてきた。
田代平は大白森と同等か更に大きいこのエリア最大の湿原かもしれない。
田代平から先に進み見下ろす景色はなかなか見られない景色。

乳頭山に着いて男女4人グループとこの日初めての出会い。相手側も私が初めての出会いだと言った。
その後は笊森、湯森山と縦走路を進み単独行の男性2人、女性1人、男女アベックペア1組と出会ったのが秋田駒から乳頭山の縦走区間の出会い。

焼森から先は様々なコースがとれるため出会う人数が一気に増加する。
それでも今日の出会いは合計50人ぐらいだろうか。人気のある秋田駒の割には少ない気がする。

焼森の前後あたりから、薄曇りや本曇りを交互に繰り返して変わりやすい天気だったが雨にはならなかった。

午後4時前に国見温泉山荘に到着。
山荘のおじさんにキャンプ場の手続きをしたい旨申し入れたらキャンプ場の管理はほぼ放棄されており使用をお勧めしない風だったがそれでも借りることにした。
温泉とキャンプ場の利用で640円は安い。自分的にはテントさえ張れれば贅沢は言わない。
確かに草は少し伸びて平らな場所も少ない。
カマド場に平らな空スペースがあり万が一の雨も考慮してカマド場にテントを設営。
温泉の方も洗い場なしで風呂湯を汲んで身体洗いをする。
昔風情の温泉だが衛生面から塩素消毒はしているのだ。何かな?


大白森の水場はチョロチョロでも直ぐ溜る


大白森とコバイケイソウ


大白森とワタスゲと秋田駒


田代平とチングルマ


広大な田代平? 写真では?


田代平山荘


ガスの乳頭山頂


笊森~湯森間の登山道の花々


宿岩


焼森に咲くコマクサと秋田駒


秋田駒山頂から男岳を眺望


大焼砂で見かけたコマクサ


国見山荘


国見山荘の風呂場


国見山荘のカマド場にテント設営

05:00 大白森山荘・発
05:45 大白森
08:45 田代平山荘
09:30 乳頭山
12:00 湯森山
13:45 秋田駒ケ岳
15:55 国見山荘・キャンプ場

歩行時間 11時間00分
歩行距離 25km

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