北海道縦走旅9日目(三笠~富良野)

8月23日(日)
天気 晴、最高気温 28℃

今日は芦別を経由し富良野に向かう。
国道452号から県道135号へ続く山道。
昨日と同様に直射日光が暑い。

桂沢温泉から徒歩30分で桂沢ダムを通る。
ここは桂沢湖があり桂沢公園がある。
途中でボートを牽引する車も見かけた。
湖でボート遊びもできるのかしら?

昼過ぎに「三段滝」という名所を通る。
日曜日という事で20人ほど見学者がいた。
5分ほど歩くと見応えのある滝に出会える。
この名所以外はひたすら山や野原の道。
花を探して写真を撮る。
暑さと単調さから逃れようとする。
時々歌も歌いながら歩く。

宿を出発後10時間で富良野市内に入る。
富良野の街は独特の雰囲気がある。
北海道に来て初めてセイコーマートに入る。
セイコーマートはレジ袋が無料だ。
生卵6個入りを購入する。
8年の旅人生で初めてだ。

徒歩旅で生卵の持ち歩きは無理と決めつけていた。
青森出発時に後で食べるためゆで卵3個を持参した。
船の待合室で食べようとしたら生卵だった。
茹でたつもりが茹でていなかった。
それでもプチプチ袋に入れた生卵3個は無傷だった。
生卵は注意して持ち歩けば割れない事に気付いた。
しかし生卵を食べるのは少し難しい。
卵の殻を注意して割りすする様に飲み込む。
これで何とか食べる事もできた。

北海道入り後は生卵は買わず卵焼き等を購入。
しかし6日目頃に唇にひび割れができた。
旅では毎回の様に唇のひび割れを経験した。
しかし今回ほど早い唇のひび割れ経験はない。
何故だろう? 栄養摂取には気配りしてきた。

そこで自分なりに仮説を考えた。
旅の初日から直射日光と暑さが続いたのは過去最高。
暑さのため発汗とエネルギー消費は増大する。
身体は水分不足が続き体内エネルギーも減少。
体内エネルギー消費は、糖、脂肪、蛋白質の順。
最初に糖消費、次に脂肪消費、最後に蛋白質消費。
糖も脂肪も消費し尽くすと最後に蛋白質も消費される。
体内の蛋白質消費に食事の蛋白質摂取が追いつけない。
このため体内で蛋白質不足が発生した可能性あり。
毎旅後に行う血液検査でも蛋白質関連数値が低い。
過去記事: 四国遍路~大峯旅の道具と身体

以前に記事で書いたが卵は最強の蛋白質。
過去記事: 卵の効果と食品のメリット・デメリット
卵を多く食べる様にしてから肌の調子がとても良い。
唇も含めて人体は蛋白質の塊。
卵の摂取を増やせば唇のひび割れに効果があるかも!
後は水分摂取もできるだけ気をつける事。

セイコーマートで買物後に10分歩いて野宿地に着。
朝日ヶ丘総合公園が本日の野宿予定地。
真っ先に確認する事はトイレと水場。
何と! トイレはコロナ対策のため閉鎖中!
トイレの水を当てにしてコンビニでは水補給せず。
だがトイレの近くにある水飲み場の水は使えた!
トイレの方は、何とかなるさ。
ショックから安堵に変わり胸をなで下ろす。

18時半過ぎの薄暗い公園の東屋にテントを張る。
その後19時頃に母子連れが公園遊具場を訪れる。
更に20時頃に若いアベックが花火に訪れる。
日曜日の公園は夜でも訪れる人がいるなあ。

桂沢湖

桂沢公園

山の道には橋が多い

山の道にはトンネルも多い

三笠市から芦別市入り

野原に咲く花(アラゲハンゴンソウ?)

野原に咲く花(セイタカアワダチソウ?)

道端の花々(イワギク? リュウノウギク?)

三段滝には観光客の車

見応えのあった三段滝

標識に従い富良野へ右折

長い富芦トンネルを抜けた後に休憩

道端の花 (???)

開放感ある富良野の景色

遠くに見える山並みは十勝岳方面?

富良野市街地に向かう

朝日ヶ丘総合公園

東屋にテント設営

北海道縦走旅9日目の経過
07:10 桜沢温泉・発
09:35 三芦トンネル-芦別市入り
11:00 山中空地 (10時~12時の間2度休40分)
12:25 三段滝 (見学10分)
15:10 富良野市
15:30 富芦トンネル出口 (休憩20分)
18:00 セイコーマート富良野 (買物10分)
18:25 朝日ヶ丘総合公園・着

歩行時間 10:00
歩行距離 50km

北海道縦走旅9日目の徒歩ルート

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