【台風18号のため16日も休業】
旅行中の天気情報はスマホのアプリで情報収集している。
日毎の予報は「LINE天気」、雨が近いかどうかは「雨かしら?」、様々な情報収集には「気象天気図」を利用。
ただ最近は局地的に発生する雨など予測が困難な場合も多いようで、天気予報は「晴」マークでも、突然「短時間の雨」が降るケースも多い。
旅行中に観望天気で数十分後の雨を予測できないか空を見上げながら走行するのだが、なかなか当たらない。雲の濃淡や風向きから予想しても必ずしも濃淡が雨と直結する訳でなく、地上の風向きや上空の雲の流れも今後の予測と直結するとは限らない。
そんな状況で、旅行中に感じたのは
「雷が鳴れば間もなく雨が降る」
(雨量や降雨時間は千差万別)
「早朝の羊雲は、段々に晴れる」
の格言は、今のところ当たっている。
「キレイな夕焼けの翌日は、天気が悪くなる」は当たっていない。
北海道を旅行中、漁港近くの住人と話した時「海沿いは暑い」という話をしたので、「あれ?」と思った。海水温は気温より低いため、海沿いは涼しいが正しいのでは?と思った。
北海道を旅しながら心に引っかかり続けたが、ある時気づいた。
涼しい広大な北海道の大地を走行中に暖かい風を感じ不思議に思ったが、非常に短い丈の草地等を通過した際に暖かい風を感じていたのだ。
夏に山歩きをすると、どんなに暑い日でも、広い樹木の中を通れば涼しさを感じる。自転車の走行でも、ある程度の丈のある草地を通るときは涼しいが
短い丈の草のみの場所は生暖かい。
海沿いでも、漁港などのコンクリートで囲われた場所の空気は周りよりも熱い。だから「海沿いは暑い」という感覚に繋がるが、正確には「海は涼しいが漁港は暑い」ということなのだ。
今日本を始め世界中では、山や林を切り崩してどんどん開発を進めている。
ということは、どんどん暑い場所を作っているということだ。一部では植樹活動も行われているが、開発で減少する森林に比べれば微々たる状況で、世界的には温度上昇の流れが加速している。
気象変化は空気の流れで起こり、空気の流れは温度変化で起こる。自然環境以外にも、都市化や人間の快適さの追及など、温度上昇要因にはこと欠かない。こんなところにも気象変化の極端化の要因はあるのではないか。