8月23日(日) 常念岳
天気 曇り
百名山85番目は常念岳。
山名由来の伝説に、昔密猟者が常念岳で野営中に頂上からお経と鐘の音が夜通し聞こえたため常念岳での密猟を止めたという昔話。
山頂は秀麗なピラミッド型で、多くの登山者や写真家や画家を魅了。
前夜の一ノ沢駐車場での車中泊中は夜通し雨。
翌朝も霧雨だったが間もなく雨は止んだ。
一ノ沢沿いに道が続くため、思わず沢水を口にしながら登る。
何回か飲水するうちにバテが現れてきた。水の飲み過ぎはバテの元。
登山道がとても狭くなる場所で、運悪く約50人のツアー登山団体と遭遇。
唯一の空き地ですれ違いするため10分ほど待機。
その20分ほど後、今度は20人規模のグループと遭遇。2度目のすれ違い待ち。
休日は団体登山が多い。
胸突き八丁の急登を越えると常念乗越。近くにあるはずの常念小屋は霧で見えず。
常念乗越から常念山頂まではガレ場ザレ場の結構な登り。
バテ症状の私の脇を、スイスイと追い越した男女の登山者がいた。
特に女性の方がハイペースで男性を引っ張り、余裕で会話していた。唯々驚嘆。
私の方は、約1時間で山頂到着後も、暫く荒い息遣いが収まらず。
周りを見ても自分が一番バテているようで、この日は自分の体力に自信喪失。
下山時は67歳の登山者と会話。直前に81歳の登山者と出会い自分はまだ若いと話す。
今後も足腰を大事にして頑張ってくださいとエールを送る。
下山道では若者3人組とも出会った。昨夜は蝶ヶ岳ヒュッテでテント泊したとのこと。
星空の良い天気だったと聞き、下界は雨で山頂が晴れの場合もあることを教えられた。
【一ノ沢沿いを進む登山ルート】
時々沢水を飲んだのが後々のバテに
【霧晴れの常念岳山頂を眺望】
本日一番の常念山頂ピラミッドを眺望
【霧中の常念山頂を目指す健脚女性・上側】
田中陽希を思わせるハイペース
05時40分 一ノ沢Pから出発
06時00分 一ノ沢登山補導所から入山
08時50分 常念乗越
09時50分 常念岳山頂(休憩)
11時30分 常念乗越
14時15分 一ノ沢Pに着
16時20分 塩尻のホテルに着
登山時間 7:30 登山距離 18km 高低差 1800m
運転時間 1:00 運転距離 37km ホテル泊
常念岳登山ルート (ルートラボ地図利用)
※ ルートラボ画面の左上には「拡大縮小」、右下には「ルート再生」、右上には「再生速度調整」の機能があります。