東日本徒歩旅5日目(H30年4月14日)

天気 曇り
7時に小名浜グリーンホテルを出発。

工事中の防波堤が続く。
一部解放された区間を歩く。
松?杉?の植栽が1m間隔で整列する。

塩屋岬に着き灯台見学をする。
塩谷崎灯台の案内女性から聞いた話
震災の時に津波は灯台下の売店や美空ひばりのみだれ髪歌碑の手間まで押し寄せた。
津波の高さは8.5m。
灯台は揺れによりガラスが割れる被害が出た。
周辺の住宅街は7割ほどが津波で流された。
現在山側1棟を残して更地になっている。

塩屋岬の後は防砂林で囲まれた長い道を進む。
稀に建物が現れるが廃墟の物もある。
そして海沿いには長い防波堤が続く。
防砂林と防波堤は仕切られて出入は難しい。
時々出入できる場所があり防波堤に登る。
見渡す限り防砂林の植樹帯が続き建物は稀。
四倉港に近づく頃から徐々に建物が増え出す。

長い防波堤は津波から何を守っているのか。
よく分からない。
2つの理由を考えた。
一つ目は防波堤沿いに続く道路を守る。
二つ目は町の近くだけ防波堤で守っても別の場所から津波が襲うのを防ぐため一見守る施設がない所も防波堤を築く必要がある。

防波堤は道を兼ねている箇所もある。
将来的に何かの活用を考えているのかもしれない。
私が通りすがりに思い付きで意見を述べる筋合いではないかもしれない。
ただ防波堤のそばにポツンポツンと存在する家を見ると、果たしてこの先このエリアは将来どうなるか考えさせられる。

この日は少し風が冷たくて道の駅よつくら港に着いて建物の陰で持参食を食べてから建物内で少し休憩しスマホを見る。

明日は雨で先日の砂嵐のような可能性もあると天気予報が伝えていたため今夜の宿は急遽予約サイトからホテルを予約。

防波堤の遊歩道と将来のための植栽

塩屋岬灯台

塩屋岬灯台から津波被害を受けた町を見る

オープンカーが30台程隊列行進

ずっと続く防波堤は何を守っているのか?

夏井川の河口が面白い

地図では河口が開いているがこの日は海と通じていない

思い出の道の駅よつくら港で昼食休憩

自転車旅行で野宿の時、夜間警備員に遭遇

海沿いに立つ大規模団地と津波到達標識

林の中に建設中の工事作業者用ホテル

旧J-VILLAGE跡地に建設中

名残りの桜

宿泊ホテルも工事作業者がほとんど

07:00 ホテル・発
09:30 塩屋岬灯台(15分見学)
12:50 道の駅よつくら港(50分食事休憩)
17:50 楢葉町のホテル・着

歩行時間 9時間45分
歩行距離 44km

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