遍路旅21日目・高岡弥勒~一宮墓地

5月29日(水)・遍路21日目
天気 薄曇(最高気温29℃)

05:00 お弥勒様庵・発
06:20 34番種間寺
08:20 33番雪蹊寺
09:40 桂浜見学(20分)
11:30 32番禅師峰寺
13:25 31番竹林寺
14:30 BigBoy高知店(60分)
16:35 30番善楽寺
17:05 マルナカ一宮店(40分)
18:05 一宮墓地公園・着

朝3時過ぎに目覚める。
昨日の雨で濡れた物が乾いたか確認する。
朝起きた時点でテントの湿気は無い。
衣類はほぼ乾いていた。
靴内部はまだ濡れていた。靴下も半分未乾燥。
未乾燥の物は着用して乾かす。

3時半から朝食を食べた後片付け。
5時にはテントを畳んで出発。
途中で2日振りに畑脇の簡易トイレを借りて用を足す。

最初の寺・種間寺には朝6時20分に到着。
時間に余裕があるためゆっくり参拝する。
すると丁度お坊さんが本堂と大師堂を開門する。
その後お坊さん(若い住職?)から「納経しますか」と聞かれる。
納経開始7時まで待つつもりだった私は喜んで納経をお願いする。
納経後に種間寺を出発したのが6時45分。
7時前の納経は初体験。誠に感謝感激。

8時20分に33番・雪蹊寺に着く。予定より40分早い。
種間寺で早く納経して頂いたお陰。
9時頃道を歩いていた時に自転車のおばあさんから呼び止められる。
「お接待です」と言って紙包みを手渡される。
小銭入りの紙包みと直感した私は受取りを躊躇する。
「貴方へではなくお大師様へ渡すので受け取って」と言われる。
お大師様へ差し出された物を断る訳にはいかず受け取る。
お遍路はお大師様と自分の「同行二人」で四国の寺を回る旅だと再認識。
3年前と今回と合わせて初めてお金を頂戴した。

予定より早く納経が進み余裕が出来たため急遽桂浜に寄る。
桂浜は自転車旅で一度訪問している。
「桂浜」には「本浜」と「西浜」があり龍馬像があるのが本浜。
通常は本浜の方を桂浜と呼ぶらしい?
一方竜王岬から西に雄大に広がるのが西浜。
龍馬が世界を夢見た広大な太平洋を望む西浜を私は魅力的に感じる。

桂浜見学後は浦戸湾に架かる浦戸大橋の狭い歩道を緊張して歩く。
11時半に32番禅師峰寺を打ち、13時半に31番竹林寺を打つ。
その後遅い昼食(早い夕食)を食べるため遍路道から進路変更。
14時半に今旅3度目のビックボーイで1時間野菜バイキングを堪能。

本日最後の30番善楽寺到着が16時40分。終了前にギリギリ間に合う。
納経所の人が気さくな女性。
「日焼けして大変でしょう。入浴は大丈夫?」と声をかけてくれる。
寺のイラスト入りティシュペーパーを寺からのお接待?で頂く。

善楽寺のトイレで水筒に水を汲んでから出ると掃除のおばさんが呼び止める。
「トイレの水は地下水で不安があるので手水脇の水道水を使って」と言われる。
納経の女性、掃除の女性共にお寺が人に寄り添う気持ちを体現していた。

善楽寺を納経した後は500mほど引き返してスーパーで食料を調達。
その後に野宿地の一宮墓地公園に向かう。
18時に一宮墓地公園到着。ネット情報では野宿の適地。
20台程停車できる駐車場とトイレと水道があり高台に東屋が数棟。
夕暮れ時の到着で夕焼け空と下に広がる街並みの眺めが美しい。

遅い昼食か早い夕食か微妙な時間に食事したため墓地では軽食する。
実はスーパーに立ち寄った時に異変を感じている。
ビッグボーイで食べ過ぎたためか身体がむず痒い。
夜寝る時に服を脱いだら足に発疹が沢山出来ていた。
最近痒み症状が治まっていて油断した訳ではないが過食が原因かな?
一方では最近疲れ易さを感じていて栄養不足も気になっている。
栄養不足を補うため少し大食し過ぎたのか? 悩ましい…

食事【朝昼】野菜豆腐バーグ弁当、牛乳、バナナ、卵焼、ソイジョイ 【早夕】BigBoyバイキング、レタス、牛乳、玉子豆腐

歩行時間 9:40
歩行距離 42km
末尾には(旧)ルートラボと(新)Ridesのルート図を併載しました。

仁淀川大橋での夜明け空景色
34番・種間寺に6時20分着
種間寺の本堂が6時40分開門
色彩鮮やかな竹林
33番・雪蹊寺
浦戸湾に架かる浦戸大橋
桂浜の坂本龍馬像
桂浜(本浜)の景色
桂浜(西浜)の景色
浦戸大橋の細い歩道を歩く
32番・禅師峰寺
禅師峰寺から浦戸大橋方面を眺望
31番・竹林寺
30番・善楽寺
一宮墓地公園から高知市内眺望


四国遍路21日目ルート図(ルートラボ版)


四国遍路21日目ルート図(Rides版)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする