残雪の北八甲田縦走

4月16日(木)朝の天気予報が晴で急遽八甲田に行った。

8時20分に車で自宅を出発し9時5分に酸ヶ湯着。
登山準備をして9時13分に登山出発。
今回も長靴つぼ足で行く。
先ずは仙人岱を目指しその後は歩きながら考える。

高田大岳往復案や小岳~八甲田大岳縦走等も考える。
進むにつれて雲行きが少し怪しくなる。
八甲田の雪山ハイク経験が少ないため今回は無理しない。
大岳から井戸、赤倉を経由する夏の定番ルートにする。
雪道でどの程度歩けるか試してみようと思う。

地獄湯ノ沢まで大岳周回コース標識どおり進む。
その後雲行きを気にし急ごうと仙人岱を経由せず山頂へ直登。
雪の付着具合に差があり岩が見える所や膝近くまで沈む所もある。
一部で硬い雪質の上に薄い氷膜が張った箇所ではキックステップ。

11時13分、丁度2時間で無事大岳山頂に到着。
風は冷たく誰もいない。記念撮影を済ませ直ぐ先に進む。
大岳鞍部避難小屋を経由し井戸岳に登る。
登山道柵には立派なエビのしっぽが付着。
井戸岳の巨岩の窪みに水流が凍った痕が残りキレイ。
写真に撮ったが何だか良く分からないため掲載は断念。

赤倉岳を経由後は短縮して宮様コースに向かう。
丁度良い具合に雪に足が沈むため多少急傾斜でも怖くない。
急傾斜をトラバースして疲労を抑えて歩く事に努める。
宮様コースに合流後はコースどおりに歩く。
13時に毛無岱分岐着。風も収まり休みを兼ねて軽食する。
大岳山頂前後で暗雲だった天気も青空に変わる。

14時に酸ヶ湯温泉に到着。
酸ヶ湯温泉は4月20日から6月末までコロナ対策で休館予定。
未だ休館前だが駐車場の車の台数は半分ほどで少ない。

天気は今イチだったが日焼けが多少緩和され良かった事にしたい。
私は寒さに弱いため5時間も歩くと結構足先が冷たくなる。
今回防寒長靴と厚手靴下2枚で多少軽減効果があったと思う。
靴下の重ね履きは今後の旅での対策案の1つになりそう。
今年も何とか旅をしたいと現時点では願っている。

歩行時間 4時間25分(休憩25分除く)
歩行距離 10km

登山時間経過
09:13 酸ヶ湯温泉・発
09:19 日本山脈縦走起点
09:49 地獄湯ノ沢冬道出入口
10:09 地獄湯ノ沢
10:15 銚子の首
11:13 八甲田大岳 (3分休)
11:26 大岳鞍部避難小屋
11:52 井戸岳
12:02 赤倉岳
12:14 赤倉岳分岐 (1分)
12:23 赤倉登山道分れ (2分)
13:01 毛無岱分岐 (15分軽食休)
14:02 酸ヶ湯温泉・着

9:17 登山口鳥居が頭だけ見えます

9:21 大岳環状ルートに沿って進みます

9:37 右手に櫛ヶ峰を見ながら

9:57 雲行きが怪しい

10:09 地獄湯ノ沢で先行するスキーヤー4人

10:21 登山道を外れ短縮路で登り始めます

10:25 硫黄岳の麓の登山者が小さい

10:44 名残の樹氷と南八甲田

11:13 八甲田大岳山頂着、標識が半分埋雪

11:25 大岳避難小屋と井戸岳を眺め下ります

11:27 雪を纏った避難小屋の彼方に陸奥湾

11:39 井戸岳ルートのエビのしっぽと高田大岳

11:43 井戸岳ルートエビ尾の隊列と八甲田大岳

11:52 井戸岳標識の着雪を取り除き撮影

11:52 左に高田大岳、中央の小岳奥に戸来岳、右奥微かに岩手山?

12:01 赤倉岳の祠にも着雪

12:04 赤倉岳の左奥に岩木山

12:29 赤倉登山道を外れ短縮路から田茂萢方面と岩木山頭眺望

12:55 左に大岳、井戸岳を眺め宮様コースを進みます

13:00 風が弱まった毛無岱分岐近辺で軽い食事

13:17 この日一番の岩木山の眺め

13:29 ダケカンバとアオモリトドマツの共演?

13:32 間もなく宮様コースも終了

13:39 そろそろ下山終了の頃に青空が拡大

13:58 酸ヶ湯温泉が見えると下山も終了

14:04 最後は快晴になりました

「残雪の北八甲田縦走登山」ルート (ヤマレコ地図)

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