三角岳(黒星岳)~大毛無山を周回縦走

経緯
4月11日(日)
先週三角岳を目指したが大毛無山で終了。
その後ヤマレコで三角岳~大毛無山記録発見。
ヤマレコ過去ログは7年前の多雪の登山記録。
今年は3月の超暖冬で相当残雪が消えた。
しかし楢木森山でも東斜面は未だ残雪があった。
ダメもとでチャレンジしたくなる。
行ける所までの心境で三角岳登山に挑んだ。

登山計画
みちのく有料道路料金所手前から東へ入山。
そこから林道で行ける所まで行き尾根に移る。
尾根の残雪を利用して三角岳を目指す。
三角岳から大毛無山に行き周回する。
みちのく有料道路料金所手前に帰り終了。

登山概要
8時過ぎにみちのく有料道路料金所手前から出発。
有料道路の高架下を二度潜り赤沢沿い林道を東進。
林道が終了する前に東側の尾根に移る。
491ピーク先の鞍部が丁度移り易い。
その後は三角岳まで尾根の雪道を進む。
二度尾根の雪道が途切れる区間がある。
最初は左の残雪斜面に方向を変え登る。
次は尾根脇の煩い枝ヤブをかき分け進んだ。
どちらも数百メートルほどなので支障なかった。
後は残雪道を進み無事三角岳山頂に到着。
穏やかな風が汗ばんだ身体に心地良い。
全方位の眺望を楽しみ20分食事休憩する。

三角岳から先は密集ヤブが短区間現れる。
通り易い場所を探し密集地帯を抜ける。
後は少しヤブを漕いだら雪道に変り楽になる。
最後の急登を頑張れば大毛無山山頂に着く。
大毛無山は陸奥湾側の眺望が良い。
10分弱休憩後に下山路に就く。

20分歩くと734ピークが現れた。
ピーク前後は完全に樹木で覆われている。
両サイドは切れ落ちており迂回は困難。
ピークへ登り樹木をくぐり抜ける事を試みる。
しかし余りの樹木の密集に敢え無く撤退。
後戻りしてピークを迂回する場所を探る。
ピーク右は急斜面で小残雪が滑りを加速しそう。
ピーク左は急傾斜が多少弱く残雪は多い。
左に下り傾斜の緩い場所を選び迂回する。
ピークの迂回に1時間要して稜線コースに戻る。

その後も時々ヤブはあったが支障なく歩けた。
残雪が消えた所で遊歩道が現れビックリ。
少し歩くと鉄塔が現れ鉄塔管理用道路と判明。
電力鉄塔到着後は鉄塔管理道路を下った。
下り着いた先が地図に現れない小沢だった。
長靴を履いていた事で沢歩きに支障なかった。
最後に今年初見のキクザキイチゲで登山を終えた。

コース上では兎、カモシカ、熊らしき足跡を見た。
一方で人の足跡らしきものはなかった。
ただ三角岳手前では剥がれた長靴底を発見。
或いは年に数人登山者がいるかもしれない。
丁度良い残雪期ならば割と良い登山コースと思う。
三角岳や大毛無山等、コース上の眺望は良い。
三角岳だけならば往復登山でも良いと思う。

写真記録
みちのく道料金所手前から唐川沢へ向かう

赤沢沿い林道を東へ進む

2日前の積雪に半分埋もれたフキノトウ

林道分岐を左手に進む

クマの爪足跡?

林道を分かれて尾根に取り付く

正面奥の三角岳へ残雪道や枝ヤブ道を使い分ける

歩いてきた稜線を振り返ると右奥に八甲田

三角岳山頂到着。奥に八甲田

三角岳の枝ヤブ下り道から大毛無山眺望

大毛無山への登り道から三角岳眺望

大毛無山山頂に到着

大毛無山から南西に向かう稜線道

切り立つ小ピーク(734)

734を左迂回した後に稜線コースに戻る。遠くに八甲田

稜線の雪道は所々でクラックを迂回

料金所の上の鉄塔に着く

鉄塔管理道を下りたら小沢が出現。長靴で助かる

今年初見のキクザキイチゲ

料金所裏手を抜け駐車場所に戻る

歩行記録
08:08 みちのく有料道路料金所手前・発
08:25 唐川沢橋
09:31 林道分れ
11:00 三角岳 (休20分)
12:13 大毛無山 (休8分)
12:40 734小ピーク (トライ15分)
14:35 料金所の裏山の鉄塔
15:00 みちのく有料道路料金所手前・着
合計歩行時間 6時間10分
合計歩行距離 14km

歩行ルート図

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