大峰奥駈道 4泊5日縦走旅 3日目 (R4.5.9)

大峰奥駈縦走旅 3日目

令和4年5月9日(月) 揚子宿~平治宿
天気 霧のち雨 気温 10~22℃

1.縦走旅の時間・距離・ルート

05:19 楊子ノ宿
06:18 鳥の水 (休9分)
06:31 孔雀岳
07:14 空鉢岳
07:47 釈迦ヶ岳 (休13分)
08:29 深仙ノ宿 (1分)
09:01 太古の辻 (1分)
09:28 石楠花岳
10:24 天狗山
10:37 奥守岳
10:52 嫁越峠
11:06 天狗の稽古場
11:13 地蔵岳
11:29 般若岳
11:47 滝川辻
12:04 乾光門 (3分)
12:48 涅槃岳 (2分)
13:13 証誠無漏岳
13:30 鎖場
13:48 阿須迦利岳 (3分)
14:05 持経の宿 (休7分)
14:18 持経ノ宿の水場 (休3分)
14:27 持経の宿 (休10分)
15:35 平治ノ宿 (小屋泊)

[上り標高計1300m/下り標高計1800m/歩時間9:30]

2.出来事

小屋の夜は寒くシュラフにカバーを足して寝た。
一夜明かした早朝も少し冷える。
3時半から朝食を摂り後片付け後出発は5時20分。
外も少し寒いが歩けば温まると考え防寒無し。
身体は簡単には温まらず1時間ほど歩く。
数少ない奥駈道沿いの水場「鳥の水」に着く。
昨日の揚子宿の水場よりも水の流れは弱い。
1分500mLぐらい給水できる程度の水量。
それでも水涸れてないだけ有り難い。
飲水と補給をして小休憩する。

更に1時間半ほど歩くと釈迦ヶ岳(200名山)到着。
釈迦ヶ岳手前では鎖が連続する修験道を通る。
朝からずっと薄モヤ気味の天気が続く。
それが釈迦ヶ岳山頂でモヤが薄れ青空が現れた。
暫し休憩し眺望を楽しむ事ができた。

釈迦ヶ岳から30分で深仙宿を通過。
更に10分ほどで大日岳の分岐路に着く。
大日岳は「修業場で一般の入山は勧めない」表示。
私は素直に表示に従い迂回した。
更にその先「太古の辻」で南奥駈道区間になる。

北奥駈から南奥駈と歩き日本アルプスを思い出す。
日本アルプスも北と南(と中央)に分かれる。
北は岩場が多く険しく登山者が多い印象がある。
北に比べ南は樹林が多く険しさ少なめ登山者も少数。
奥駈道も北の方が岩場、険しさ、登山者が多い。
南奥駈の方が樹林、穏やかさ、人の少なさが増す。

10時過ぎに霧気味天気から小雨気味になる。
12時過ぎに乾光門で雨脚が増し急遽雨合羽を着る。
その後雨は弱まったり強まったりと変化が続く。
雨が多少強まっても幸い危険は少なく歩行できる。

14時に持経宿に着いた時に水を補給するか少考。
渇水が心配された「揚子宿」「鳥の水」共に水場OK。
2箇所共にOKならこの先の「平治宿」も大丈夫そう。
だが持経宿には「ここの水場で水補給すべし」表示。
水場まで往復25分ほどかかるが今日は時間に余裕。
表示に従い水場に行き約2Lの水を確保する。
その後持経宿に戻り小休憩後に再出発。
今日はここから2km先の平治宿に宿泊する計画。
持経宿から1時間歩いて平治宿に到着する。
平治宿到着直後に雨脚が急に強まり出す。

雨の中だが水場を確認しようと出かける。
途中までルート表示があるがその先が曖昧になる。
雨で眼鏡が曇る事も災いし周囲の状況が解り難い。
結局正確な水場を確認できずに引き返した。
結果的に持経宿で水を確保したのは大正解。
平治宿に戻り雨合羽等を物干し紐にかけて休む。
平治宿の宿泊者は昨夜と同様に私一人。
平治宿は宿泊者に2千円の小屋維持費を求めている。
料金箱に2千円を入れ夕食を済ませ早めに就寝した。
この日は鳥の水手前で男性1人と擦れ違っただけ。

3.写真記録

仏生ヶ岳直下の霧中の道を行く

水場「鳥の水」で給水(1分で約500cc)

孔雀岳の孔雀覗

断崖脇の道を行く

空鉢岳手前から釈迦ヶ岳を眺望

大峯コザクラかな ?

釈迦ヶ岳山頂

釈迦ヶ岳からの下り道

都津門

深仙宿へ下る道

正面・大日岳の右手に迂回

太古ノ辻から南奥駈道

天狗山手前で徐々に霧出現

嫁越峠

天狗の稽古場

地蔵岳 (子守岳)

般若岳

涅槃岳

証誠無漏岳

ピンクのシャクナゲ

持経宿

持経宿から徒歩10分余の水場

平治宿

水場を探し歩く

平治宿の内部

4.ルート図

大峰奥駈道 4泊5日縦走旅 3日目ルート図(ヤマレコ)

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