四国遍路旅 13日目 R4.5.27 (高知-37-38)

四国遍路旅 13日目

令和4年5月27日(金) 土佐佐賀~下ノ加江
天気 晴 気温 18~29℃

1.旅の時間経過・距離

03時20分 起床
05時45分 土佐佐賀温泉・発
08時10分 土佐西南公園(佐賀)
09時05分 灘公園     (トイレ10分)
10時45分 土佐西南公園  (食事休55分)
14時15分 四万十大橋休憩所(休25分)
17時55分 ローソン下ノ加江  (買物20分)
18時20分 下ノ加江川・土手 ・着

歩行距離 50km
歩行時間 10時間45分(休110分除く)
[上り標高計800m/下り標高計850m]

2.遍路道の概要

今日の区間中に大きな登り下りはない。
土佐佐賀温泉からは緩い下り道が続く。
最初の土佐西南公園の所で海岸線に出る。
その後海沿いの平坦な道が続く。
灘公園で一端海沿いから離れる。
その後2kmほど歩くと又海沿いに出る。
二つ目の土佐西南公園では公園内を歩く。
その後四万十大橋を渡り国道321号を進む。
国道321の伊豆田トンネルの長さは1.6km。
その後も国道を進み野宿地・下ノ加江到着。

3.出来事や感想

今日は寺巡りが無い日。
足摺岬に向かう長いロード歩きの初日。
37番・岩本寺から38番・金剛福寺まで80km余。
1日では歩けないため2日かけて歩く。
四国遍路中で寺間の距離が最も長い区間。

天気予報どおり雨は上がり雲が多少残る。
その雲も靄が薄れる様に少なくなる。
山間部を抜けると海沿いの道になる。
最初の土佐西南大規模公園に辿り着く。
最初に目にした時は大きな公園だと思った。
所がその後更に数倍大きい公園を目にする。

海沿いを進み灘公園まで来てトイレの欲求。
丁度良い具合に公衆トイレに出会う。
トイレに寄った後の進行方向で道間違い。
海沿いの道と思い込み除草作業の脇を通過。
除草作業員は私に気づき作業の手を一時止める。
作業中の脇を通過後に私は道間違いに気付く。
申し訳ないと思いつつ来た道を引き返す。
作業員は再度作業の手を止めて私の通過を待つ。
除草作業を中断しなくても歩行できるのだが…
とても温かい対応をしてくれた作業員に感謝。

灘公園から山沿いに進む道路は路側帯が狭い。
少し怖さを感じつつ狭い路側帯を登り進む。
暫く進むと二つ目の土佐西南大規模公園に着く。
こちらは最初の大規模公園の数倍の広さ。
公園の片隅には道の駅ビオスおおがたがある。
暑さに身体が消耗していたため休憩する。
それと昨日の雨による靴の湿気も取りたい。
30分ほどの休憩予定が1時間近く休んでしまう。

長時間休憩した後は再スタートが辛い。
特に広大な草原の徒歩開始は直射日光がキツい。
10分余り草原歩きの後に林間地帯に変わる。
日差しが遮られるだけで体感温度は相当下がる。
それも10分ほど続くとまた開放空間の歩行。
少しでも日陰を求めながら我慢歩きが続く。

14時過ぎ四万十大橋の手前の東屋でまた休憩。
実は先の休憩時に靴内のインソールを干し忘れた。
25分でインソールもほぼ乾き靴は快適になった。

四万十大橋を渡りうどん屋「田子作」の前に着く。
この時に2方向の道の選択に少し迷う。
前回通った県道に進むと店の女将が私に声かけ。
女将「遍路は国道を通った方がいいよ」
私「どちらの道も同じ所に行かないですか?」
女将「国道の方が距離と歩き易さでいいよ」
私は女将に礼を言って国道の道へ進んだ。
店の中から女将が気に掛けてくれた事に感謝。

この日はお遍路さんとは出会わなかった。
でも除草作業員と店の女将の気配りで元気倍増。

この日の野宿地は下ノ加江のコンビニの近く。
コンビニで食料調達し徒歩1分の所で野宿予定。
国道321を歩き続けるとコンビニに着く予定。
その後国道321と遍路道のY字路で側道に進む。
国道も遍路道も合流してコンビニに着くハズ。
ところが遍路道は川を挟みコンビニと離れる。
結局川の橋を再度渡って国道321に戻り直した。
毎度の事だが思い込みで地図確認を怠り失敗する。

10分ほど時間ロスしたが無事コンビニに到着。
食料調達して野宿の候補地に向かう。
余り良い場所とは思えないが人通りは無さそう。
他人に迷惑しない場所なら野宿は問題ないだろう。
雨の心配もないので屋根無しの場所で問題なし。
夕暮れが進む中急いでテントを張り野宿した。

4.写真記録

朝モヤが徐々に消えるのを眺め歩く

お遍路休憩所のある工事事務所前を通過

遍路道の注意看板の掲示

遍路道を進まず国道56号を歩く

道の駅なぶら土佐佐賀は素通り

鉄橋と並行する橋の架かる伊与木川を渡る

土佐西南大規模公園(佐賀地区)

この公園も十分に広い公園

目を引く白浜海岸の岩礁

この先1kmの灘公園でトイレ休憩

この頃既にトイレを求め歩いていた

とても変わった名前~海の王迎駅

元弘の乱で尊良親王の流刑地から命名

道の駅ビオスおおがた

約1時間も休憩してしまう

土佐西南大規模公園の広大な草原に出陣

真昼の直射日光が身体に降り注ぐ

林間道路だが未だ直射日光がキツい

ようやく直射日光を遮る林間道歩き

神社の参道の林間道を歩行

林間道を抜けるとまた直射日光の平地歩き

どこまでも行こう、道は厳しくとも

小林亜星作詞作曲

四万十大橋手前休憩所で小休憩

四万十大橋を渡る

全長687m、10分歩行

橋の下り口に遍路案内&宿紹介

うどん屋「田子作」

女将さんの道案内に感謝

伊豆田トンネル

全長1620m

1620mのトンネルを20分で抜ける

トンネルを抜けると野宿適地の一ノ瀬

過去2回ここで野宿、廃屋前に立入禁止ロープ

Y字路を右進して遍路道へ

コンビニに行くなら左の国道が有利

川沿い道を進む

この後川の橋を渡り国道に戻る

コンビニで夕朝食を調達

下ノ加江川の土手端でテント野宿

5.ルート図

四国遍路旅 13日目ルート図(Google Map)

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