5月16日(月) 8日目 24番最御崎寺

天気 雨時々強風、昼過ぎから曇り

天気予報では午後になるほど大雨、強風の見込み。
今日は悪天候対策と昨日の遅れ挽回のため朝5時前に出発。

3年前に自転車旅行で通過した国道55号を前回とは逆向きに進む。
土佐浜街道のアップダウンのない海岸沿いの道を雨と強風に苦労して進むのは前回も今回も同じ。
前回自転車旅行の時は向い風が強すぎ自転車が前に進まなかった。
今回は時々雨が強まったり風が強まったりしたが、自転車の時ほど前進に苦労はしない。しかし一時的に雨脚が強まると雨合羽や靴の中に水が染み込むように感じられる。

午前10時頃ほぼ中間地点まで来ることが出来て、休憩所でホッと一息し軽食補給をしていると30番善楽寺から逆打ちの区切り打ちしているお遍路さんと出会った。人それぞれ、色々なお遍路スタイルで旅していると改めて感じた。

室戸の海岸線沿いを海の波を見ながら進む。波は一つとして同じ姿形にならず見ていて飽きない。
海は、溺れたり、船を沈めたり、津波などで多くの人の命を奪う。一方で多くの海産物の恵みを提供し、沢山の生き物を育んできた。
海は生命そのものだ。
もしかしたら若き日の空海もこの地で修行しながら、海と命のことに思いを馳せたのかしら?

午後からは風雨も収まり、予想より早く最御崎寺に到着。
最御崎寺の宿坊(遍路センター)の夕食時には、70歳代で一人旅の女性お遍路さんとおしゃべり。
最初は3人で11日に6番安楽寺からスタートしたが体調を崩して2人とも脱落。
歩き遍路を基本にしつつ交通機関も利用している。
脱落した2人からは行動予定のアドバイスを毎日受けていて、時間がかかっても何とか全部回りたいらしい。
結構旅慣れはしているらしく、アクシデントにめげず最後まで頑張ってほしい。


雨の宍喰大橋を渡る


高知県に入る


室戸市に入る


ほぼ中間地点の休憩所で休憩していると逆打ち遍路さんと出会った


夫婦岩を通過


弘法大師像前を通過


弘法大師空海が修行した場所?


最御崎寺にようやく到着

04時50分 道の駅宍喰を出発
15時10分 最御崎寺に到着

歩行時間 10時間00分
歩行距離 45km

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