みちのく潮風トレイル・海のアルプス・7日目(R5.7.1)

1 旅概要
6日間野宿し続けた旅の最終日。
4日目の夜から身体が痒くなり始めていた。
気温が高い日は発汗も増え肌は相当不潔だろう。
睡眠時に身体が痒いと不快で眠りも不十分になる。
それでも何とか耐えて野宿し通せた事は収穫。
また携帯バッテリーも15000mAh2個で間に合った。
次の旅の参考になる経験を積む事ができた。

今日は普代駅まで徒歩した後電車を乗継ぎ帰宅する。
昨日までは予定時間を超過しても大問題はなかった。
しかし今日は予定時間を超過すると電車に遅れる。
一つ電車に遅れても3時間ほど遅く着く電車はある。
ただ出発時には大人の休日と重なり乗継失敗があった。
万が一のトラブルに備え出来るだけ予定に従いたい。
今日のコースは予定超過の可能性が少ないコース。
下り道が多く遅れは発生し難いが油断は禁物。
予定は5:00出発だが実際は4:34に北山崎を出発。

出発時の天気は晴れて気持ち良い。
北山崎~黒崎間の遊歩道は上下道もあるが平坦路が多い。
ここの区間は過去2回ほど通りショートカットもしている。
ショートカットできる場所は全部で5箇所ほどと思う。
今回はその内3箇所ほどでショートカットし歩いた。
ショートカットで短縮できた時間は5~20分ほどだと思う。

黒崎までの所要時間は計画より10分早い2h50mで到着。
ここまで来れば後は下り道と平坦道で問題はほぼ無い。
天気も快晴に近く20分ほど長めの休憩をとる。
土曜7時台で未だ早い時間だが観光客が数人いた。
黒崎には国民宿舎があるので宿泊客かもしれない。

黒崎からはネダリ浜まで高低差150mの下り道。
ひたすら下った先のネダリ浜には休憩所が2棟ある。
うち1棟は4年前の徒歩旅時には無かった建物。
清潔なトイレもあり仮眠可能なスペースもある。
ただし建物内での野宿は不可と注意書きがある。
因みにネット情報でMCT会員等はテント泊可とある。

ネダリ浜から先はずっと平坦な道を歩く。
ただネダリ浜付近は崖下の遊歩道歩きで雰囲気満載。
普代浜の園地に着くとキラウミと言う売店がある。
とても順調に歩けたため時間に相当余裕がある。
売店で実家に持ち帰る土産を物色する。
30分ほど売店で休み普代駅に移動する。
土曜日の普代駅には多くの乗車待ち客が待機中。
乗車できるか心配したが無事電車に乗車できた。
その後も予定どおり乗継ぎ15時に無事実家着。

2 時間経過
04:34 北山崎
07:25 黒崎灯台 (20分休)
08:08 ネダリ浜 (10分休)
09:15 普代浜 (30分休)
10:07 普代駅
15:00 実家・着

3 歩行データ
[北山崎~黒崎]出発後100m級の他数回下り登りあるが平坦多い遊歩道。10km
[黒崎~ネダリ浜]標高差150mを距離2kmの間に下る林間坂道。距離2km
[ネダリ浜~普代浜]最初は海岸沿いの岩場や洞穴歩き。その後は舗装道。4km
[普代浜~普代駅]平坦な舗装道歩き。2km
本日の総移動距離・標高差 距離18km、登り標高 520m、下り標高 690m

4 写真
北山崎での夜明け

強烈な木漏れ日

沢水を味見

短縮経路通過時のノハナショウブ?

遊歩道から朝日を望む

黒崎の北緯40度地球儀

黒崎灯台

黒崎から海岸線眺望

弁天漁港・ねだり浜休憩所

休憩所内のノート

海が穏やかな断崖沿い歩き

工事中だが歩道通行可能

普代漁港の食事処「魚定」

普代浜・きらうみ産直店

普代水門

普代駅に到着。満員電車で帰宅

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コメント

  1. appleberry より:

    トレイル日記、最終日まで楽しく読ませていただきました。
    こちらの旅日記も、情報がたくさんありました。みちのく潮風トレイルのルート情報を求めていられる方には、とても有益なことがたくさん書いてありました。ありがとうございます。
    最終日は、すばらしい天気に恵まれましたね。やはり、天候は、気持ちにも大いに影響すると思います。自分が出かける時も、全日程晴れとはさすがに無理ではありますが、できるだけ良い天気が続くのをいつも期待しています。
    ネダリ浜の休憩所は、22年の南下の時に利用させていただきました。板張りのところにマットを引いて、テント泊では得られない、ゆったりと体を休めることができました。21年に北上で通ったときには、休憩所があるのを知りませんでした。黒崎のキャンプ場に宿泊し、次の日に通ったときに、驚きました。こっちにすればよかったと。こうした、善意で解放してくださっている施設等は、利用者が感謝して使わせていただくことを忘れず、来たときよりも美しくを心がけていくことが大切だと思います。
    ネダリ浜から続く断崖の遊歩道は、高低差もほとんどなく、海を感じながらの徒歩に興奮しました。あそこのコースは、いいですよね。

    最後まで、楽しく読ませていただきました。ありがとうございました。

  2. takenamik1 より:

    appleberry さん
    コメントありがとうございます。
    何の旅でも天気に恵まれるかどうかは本当に気になりますよね。
    今回の旅は比較的天気に恵まれた日が多くて運が良かったと思います。
    ただ最近は毎日天気が良いですが猛暑過ぎて外出自体が危険を伴います。
    今回も非常に暑くてバテた日がありましたが、6年ほど前に南東北の朝日連峰と飯豊連峰を縦走旅した時は好天の猛暑に水不足が重なり意識が遠のく危険な体験をしました。
    天気が良すぎて危ない事があるのも時々思い知らされています。
    お互い身体には十分気を付けながら良い旅を続けられる様頑張りましょう!