H30年7月12日(木)
天気 曇りのち雨
気温 17℃~20℃
昨日午後、鯵ヶ沢から深浦に向かっている時に道路情報の掲示板を見て驚いた。
「白神ラインは一部通行止め中」
今回の徒歩旅では明日から白神岳~白神ライン~天狗峠~西目屋村と進む計画。
白神ラインが通行止めになると計画に大幅な狂いが生じ最悪旅行断念も有り得る。
実は旅行計画時に多少気になりネット検索したが通行止め情報は知らなかった。
改めてスマホで検索すると「西目屋村サイト」に通行止め情報が載っている。
一晩かけて悩んだ末先ず西目屋村に問合せ詳しい情報を入手することにした。
民宿の朝。朝日が海から登るのが見える。
日本海沿いの西地域にいて東から登る朝日が見られるとは!
地形の妙と多分この時期にしか見られない貴重な光景だろうと写真に収める。
民宿の朝食もまた昨夜の夕食に負けず劣らず満腹料理。
久し振りに大食いをし旅行開始後初めて大トイレに入る。
今日は深浦町から旧岩崎村に入り白神岳登山口を目指す。
出発時は曇り空だが予報では徐々に天気が悪化する見通し。
旅をスタートした時の10日間予報では徐々に天気が良くなるハズだった。
実際は昨日久し振りに青空が見られたが全般に「曇り時々雨」が続く。
明日の天気も良くないがその後徐々に良くなる予報だが果たしてどうなるか?
梅雨時の天気予報は梅雨前線の動きが絡むため余り当てにならない。
昼前にスーパーで食料を買い足して3日間山中で過ごす準備をする。
次に深浦町中心街で2つの用事を済ませる。
1つ目の用事は「白神ライン通行止め」情報の確認。
12時過ぎに西目屋村役場に電話する。
「土砂崩れ対策工事のための通行止め」の情報を入手する。
つまり工事作業関係者は現場まで行っていることになる。
工事が休みの日ならば通り抜けられる可能性がある。
白神ラインの徒歩日程は土曜日なので工事休業日の可能性が高い。
と言うことで行ける所まで行ってみることに決定。
2つ目の用事は郵便局で局留め郵便のザックカバーの受領。
2日前に自宅に電話しザックカバー郵送を深浦郵便局留めにしてもらった。
12時半に深浦郵便局に寄ると無事局留め郵便が届いており受け取った。
郵便局で直ぐに中身を確認。封筒は廃棄して直ぐザックカバーを取り付ける。
郵便局の人から旅の話を聞かれ青森を出発し今日で5日目の徒歩旅と話す。
局の人が今朝私が歩いているのを見たと言いこの先も頑張ってと励まされる。
深浦町の中心街からは白神方面に海沿い道と山を経由する道がある。
考え事をしながら最初海沿い道を進んだが、引き返し山経由道を進む。
山経由道の方が時間短縮できる。
途中には「この先の道は狭いため車は引き返した方が良い」標識。
前半は車が1台も通らず標識効果で安心安全歩行ができた。
後半になると車が数台通って行き標識効果も大したことはないと感じる。
旧岩崎村に入る頃から雨が少しずつ強まり出す。
十二湖駅で最後の休憩をとる。
水の補給とスマホで天気予報等の必要情報の最終確認をする。
白神岳登山口から山中ではスマホが使えない可能性がある。
25分ほど休憩し十二湖駅を出ると更に雨が強まっていた。
十二湖駅から1時間半ほど歩いて白神岳登山口休憩所に到着。
白神岳登山口休憩所は真新しい立派な建物。
電気照明設備が使える。コンセントも備えていたが流石に使用不可。
残念な点は、水が飲用不可、スマホが通信不可。
登山ガイド本には「緊急時のみ宿泊可」と書かれていた。
今日は想定外の大雨のため緊急に宿泊させてもらうことにした。
早朝に宿から朝日眺望
千畳敷海岸(千畳の広さあるかな?)
道の駅深浦(8時着、営業9:00~)
ハマナス
道沿いの花の名は?
マックスバリュ深浦店で食料調達
海沿い道から深浦町中心街に引き返し山経由道へ
先々を思案してウッカリ行き過ぎた
時間短縮のため「中山峠」経由
「白神ライン通行止め」標識
行ける所まで行くことにする。
白神岳方面は雲で見えず
十二湖駅に到着(雨が強まる)
国道101号から登山口へ(雨が更に強まる)
白神岳登山口休憩所・着(雨は少し弱まる)
06時50分 民宿望洋館・発
11時10分 マックスバリュ深浦店(40分)
12時30分 深浦郵便局
15時55分 十二湖駅案内所(25分)
17時50分 白神登山口休憩所・着
歩行時間 09時間30分
歩行距離 41km
歩行歩数 52000歩
朝食 民宿の朝食
昼食 ソイジョイ、ナッツ
夕食 手巻き梅おにぎり、筑前煮、だし巻き卵、レタス、キュウリ
青森県一周徒歩旅(5日目)ルート