H30.9.21.北八甲田一周登山(酸ヶ湯~毛無岱~赤倉岳~大岳~仙人岱~酸ヶ湯)
北八甲田のこのコースは毎年新緑の春か紅葉の秋に訪れる。
今回は体調観察を主な目的で登山した。
前回ブログで書いた「自家感作性皮膚炎」症状が芳しく無い。
青森一周旅後の症状が停滞乃至少し悪化している気もする。
不定期に現れる痒み症状が微妙に増加している気がする。
前日も痒みが治まらず軟膏と飲み薬を併用した。
軟膏は「マイザー軟膏」。ステロイド外用剤。
即効性が高く患部以外への影響が少なく副作用も少ないらしい。
但しステロイドは症状を緩和するが塗布を止めると悪化の可能性。
飲み薬は「ルパフィン錠」。新薬。抗ヒスタミン薬。
薬効が強い割には副作用は比較的少ない。但し眠気等に要注意。
ステロイド薬は主に皮膚に出た湿疹等を緩和する。
一方抗ヒスタミン薬は体内で痒み原因のヒスタミンを抑制する。
5月から約2か月通院し最初は毎日服薬し軟膏を塗布していた。
症状が徐々に緩和したため通院を続けつつ自己判断で減薬した。
通院は3か月前から止めている。
今は減薬した時の残り薬を痒みが続く時に利用している。
ということで前日に薬を服用し登山に出発。晴天。
薬を飲むと眠気の様な安らいだ気持ちが2~3日続く。
この日も「頑張ろう」感覚が少ないまま淡々と登山道を歩く。
下毛無岱からは紅葉し始めた景色の彩りが見られる。
10月に入る頃には見頃を迎えるかもしれない?
余り休憩を取らずペース維持して約2時間半で赤倉岳山頂。
徐々に晴天が変化し南から北東に雲が押し寄せ始める。
雲の接近が気になりペースを上げ30分で大岳山頂に着。
風が強い。山頂での休憩は無理。写真撮影後直ぐ下山。
下山道では風で身体が揺すられる。
風で倒れない様に慎重に下山し30分で仙人岱に着。
ここでようやく休憩。15分ほど食事タイム。
この日出会った登山者は10人弱。少ない。
仙人岱で食事休憩中に初老?夫婦が下山道を通過した。
大岳山頂にも2人いた。大岳以後の4人は何れも急ぎ足。
強風と雲の到来で皆が行動を急いでいる。
私も仙人岱で休憩後は少し速足で下山道を進む。
下山の途中で30~40歳の男性がすれ違い登って行く。
14時過ぎに出会ったので随分遅い登り始め。
駐車場到着が14時50分。
仙人岱以後は風が弱まり雨も降らず無事下山できた。
「自家感作性皮膚炎」の方は特に変化は無いように感じる。
できれば更に何度か体調観察登山をしようかと思う。
出発まもなく酸ヶ湯の眺望
下毛無岱から八甲田大岳を眺望
紅葉が少し始まる
木段から下毛無岱と岩木山を眺望
上毛無岱から櫛ヶ峰を眺望
赤倉岳から井戸岳、大岳、櫛ヶ峰を眺望
井戸岳から高田大岳と小岳を眺望
徐々に雲が接近
八甲田大岳山頂
雲が押し寄せるがまだ岩木山が見えた
山頂から仙人岱への下り
雲が接近し風が吹く中を慎重に下る
仙人岱で大岳を眺めながら休憩
雲は途切れながら大岳に近づく
地獄湯の沢から下に見える酸ヶ湯への道を進む
10時00分 酸ヶ湯・発
11時15分 上毛無岱ロープウェイ分岐(左進)
12時25分 赤倉岳
13時00分 八甲田大岳山頂
13時30分 仙人岱休憩所(15分休憩)
14時50分 酸ヶ湯・着
歩行時間 4時間30分
歩行距離 12km
北八甲田周回ルート