H27年7月29日 塩見岳

7月28日(火) 静岡市~越路P

静岡市のホテルを出発し、明日登る塩見岳登山口に近い駐車場まで移動して車中泊。
08時55分 ホテルを出発
14時50分 飯田市内で食事+買物
17時50分 越路P(塩見岳登山口)に着
運転時間 7:00 運転距離 260km 車中泊
【越路の駐車場】
越路の駐車場
手前に30台ほどの駐車スペース有り

7月29日(水) 塩見岳
天気 曇 (山頂は霧)

百名山73番目は塩見岳。
深田によれば、塩見岳の名前は山麓にある鹿塩(日本一の食塩鉱泉のある地域)に由来すると思われる。
日本一高い三伏峠(標高2580m)を越え、昔は伊那街道に通じる道があった。
高く長い山越えだが、足が唯一の交通機関だった昔の人には苦ではなかったのだろうと思いを馳せている。

今回の登山では、名前の由来となった鹿塩温泉に前泊し、山頂手前の塩見小屋に1泊する登山計画を考えた。
しかし、鹿塩温泉の宿泊予約がとれず塩見小屋も工事中で宿泊不可のため、日帰りピストン登山することにした。
百名山の中で、日帰りピストン登山距離としては最長(往復30km)と思われる。
ただし越路Pから登山口までの林道歩きが片道3kmあり、登山距離は実質24km。
長時間登山に備えるため、出発は朝日が昇る前の4時過ぎ。
約40分の林道歩きは丁度良い準備運動。登山口の先は最初急登。
登山道は歩きやすい。三伏峠まではスリルのある古びた木段も通過する。
三伏峠後は、三伏山、本谷山の緩いアップダウンを経て塩見小屋に達する。
この日の塩見小屋は工事休業中で宿泊は可能だった。
塩見小屋以後は、ヤセ尾根を通過し、ガレた岩場を急登し山頂に達する。
総じて登山道はしっかりしている。
大変な場所もあるが、歩き易い区間も多く、長距離の割には意外と楽な印象。
山頂はガスで眺望無し。山頂は約20人の団体登山客で満員状態。早々に下山。
30kmの登山距離を休憩含め12時間で往復し、16時過ぎには駐車場に着いた。

【鳥倉登山口(豊口ルート)】
鳥倉登山口(豊口ルート)

【歩きやすい登山道】
歩きやすい登山道。樹の幹を食害保護
樹木下部を食害保護のためテープ囲い

【鮮やかな黄色の物体は菌類?】
鮮やかな黄色の謎の物体?菌類?

【とても古びた木橋を渡る】
とても古びた木橋もある。慎重に
スリル満点。慎重に…

【駐車場から約3時間で三伏峠小屋】
駐車場から約3時間で三伏峠小屋

【工事中の塩見小屋】
工事中の塩見小屋(本日宿泊可)
本日工事休業につき宿泊可

【塩見岳への稜線は左側が濃い霧】
塩見岳への稜線は左側が濃い霧

【稜線道端に咲くチシマギキョウ等々】
稜線道端に咲くチシマギキョウ等々

【東峰と西峰の稜線上に咲くシコタンソウ】
東峰と西峰の稜線上に咲くシコタンソウ

【塩見岳東峰から西峰を眺望】
塩見岳東峰から西峰を眺望
西峰には大勢の団体登山客

【ツアー登山者約20人の下山の列】
ツアー登山者約20人の下山の行列
安全地帯で追い越しさせてもらう

【下山時に雲間から塩見岳山頂眺望】
下山時に本日最高の塩見岳山頂眺望

04時15分 越路Pから出発
05時00分 鳥倉(豊口)登山口
07時10分 三伏峠
08時15分 本谷山
10時40分 塩見岳(東峰)山頂
12時55分 本谷山
13時55分 三伏峠
16時10分 越路Pに着
17時30分 高森町(朝恵旅館)に着

登山時間 11:10 登山距離 30km 高低差 1800m
運転時間 1:10 運転距離 40km 旅館泊

塩見岳登山ルート (ルートラボ地図利用)
※ ルートラボ画面の左上には「拡大縮小」、右下には「ルート再生」、右上には「再生速度調整」の機能があります。

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