東日本徒歩旅6日目(H30年4月15日)

天気 小雨のち強風のち曇り

宿の朝食は朝4:30〜8:30。
工事従事者相手の宿の朝食時刻は早い。
今日はハードスケジュールなため4:35頃に行く。
流石にまだ誰も来ていない。
従業員に聞くと5:00過ぎが多いらしい。

宿の出発は5:55。
出発時の天気は小雨。弱風。
先日の砂嵐並みの悪天候ではなく少し安堵。
しかし雨天はスマホ濡れを気遣いスマホ操作をなるべく控える。
すると出発早々進行方向を間違えた。
改めて宿の前を通過出発したのが6:10。

始めは木戸ダムへ向かう道を進む。
途中で面白い名前の場所に出逢う。
「親不知橋」親不知は新潟糸魚川の専売特許ではなかった。
「うぐいす沢」ここを通過すると本当にウグイスの鳴き声が聞こえた。
「やまゆり橋」残念ながらお目にかかれず。

昼過ぎに本日唯一のコンビニに立ち寄る。
この後徐々に天気が悪化。
15時頃田畑の中の直線一本道を進む。
周りに遮る物が一切なく風速10mの向い風。
民家の陰や山陰は遥か彼方。
風の寒さも加わり余りの辛さに心が萎える。
しかし進むしかなくどうにか最悪を脱出。
天気予報は矢張り当たっていた。
ただし自分が思っていたより遅く現れた。

しかし悪いことばかりではない。
寒過ぎた影響かどうか分からないが足の痛み症状が緩和、消失。
山道の下りでは駆け足でも大丈夫。
痛みの原因の一つに炎症があり、炎症の熱を冷気が奪ってくれたのが理由かな?

この日は3人との出会いがあった。
過疎地域の中でとても珍しい。
逆に過疎地域だから声かけられた?

1 人目
川内村に向かう山道の途中で軽トラックの男性が私の脇に車を止めて話しかけてきた。
「こんな山道を何処に向かうの? 」
「一人で怖くない?」
「乗せてあげようか?」
旅の目的を伝え丁重に辞退。
2人目
山奥の民家の庭でバドミントンしていた10歳ぐらいの姉妹が私を目撃すると10mぐらい私の方に駆け寄り「こんにちは」と挨拶。
3人目
田村市大越で夕暮れ時に散歩中の男性が声をかけてきた。
「トレーニングしてるの?」「徒歩旅」
「何処に行くの?」「もう少し先」
「気をつけて」「有り難うございます」
多分夕暮れ時に僻地を歩く私を心配しての声かけだろう。

野宿地は田村市の町外れの山中。
「つつじケ丘総合公園」。
到着が夕闇迫る中。
もう誰もいないだろうと公園の中に入る。
軽トラックがありタバコを吸う男性がいた。
公園の管理人かしら?
引き返して公園入口脇の駐車場を寝ぐらに。
木陰の目立たない場所にテントを設営。

05:55 ホテル・発
12:50 ファミリーマートかわうち屋店(買物20分)
18:35 つつじヶ丘総合公園・着

黄色い花(名前分からず)

木戸ダムへの道

親不知橋

「うぐいす沢」でウグイスが鳴いた

道端の振舞い水?を有り難く頂戴

乗り捨てられた車

林道上の倒木

桜並木 1

一時的に天気良好時、軽食休憩

桜並木 2

行程中の唯一のコンビニ

震災時の廃棄物?

ツツジの森運動公園

歩行時間 12時間00分
歩行距離 55km

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