八幡岳登山と運動と食事とアレルギー

1 八幡岳登山(残雪期登山)

5月4日(土)にT氏に誘われて八幡岳に登ってきた。
八幡岳は過去に2回ほど夏道を登ったが今回初めて残雪期登山。
T氏の他に女性陣3人と私の計5人で石倉山展望駐車場から出発。

8時半に出発して残雪の道をツボ足で進む。
途中で最大15度ほどの斜度もアイゼン無しキックステップで登る。
深さ5~10cmほどのツボ足跡を刻んで登る丁度良い固さの雪山。
途中で数分の小休憩を2~3度挟み約1時間で石倉山山頂に到着。
山頂の周囲約5mだけ雪が無いヤブ山頂のため皆直立して休憩。
山頂からは青空の下に高田大岳・八甲田大岳の全貌が広がる。
山頂からの眺望を5分ほど楽しんだ後に八幡岳を目指す。
所々で割に新しいワカン跡が見られたが人の姿は見えない。
南八幡岳への登りで本日二度目の最大斜度15度ほどの登り道。
ここをクリアすると南八幡岳の雪原台地に到着する。
この場所は周囲に樹木が少なくほぼ360度の展望が広がる。
東に小川原湖、南に戸来岳、西に八甲田が見渡せる。
そして北東に進む稜線の先には八幡岳の神社が現れる。
この稜線で今日初めてスキーヤーの人とすれ違う。
南八幡岳から気持ちよい稜線歩きを30分ほど楽しむ。

11時15分に八幡岳山頂神社到着。無人の神社。
歩くには丁度良い気温だが休むと弱風で少し肌寒い。
昼食休憩をとり山頂での眺望を楽しみ12時に山頂から下山路へ。
南八幡岳まで来た道を戻り小急登を下った後は駐車場への短縮路を下山。
休憩を含めて約5時間の気持ちよい残雪期登山を堪能した。
登山路全体は緩斜面が多いが2度少し急斜面があり道の起伏感も程良い。
雲一つなく最高の登山日和に雪山を満喫!T氏に感謝!

2 運動と食事とアレルギー

今回久し振りに女性陣と一緒に登山した。
実はアレルギー持ちになってから女性との登山をなるべく避けてきた。
女性と一緒の登山時には様々な食べ物を勧められる。
その度にアレルギーを理由に食べ物の勧めを断るのがとても億劫。
今回も申し訳ないと思いつつ勧められたお菓子等を辞退した。

今年もまもなく徒歩旅行に出かける計画。
今回は逆打ち四国遍路~高野山~小辺路~熊野~奥駆道の計画。
四国遍路は3年前に一度経験しているが今回は逆打ち(逆周り)コース。
前回は身近な人の健康祈願をしたが今回は自分の分の祈願も加える。
逆打ちは順打ちの3回分の御利益があると言われるので期待したい。
四国遍路で気になるのが「お接待」。
前回の遍路旅でも何度か食べ物のお接待を頂戴した。
お接待は原則的に断らないのが礼儀のため私も無礼には気をつけたい。

私の食物(食事)アレルギーについては以前記事にした。
金属アレルギーと食物アレルギー(2019/4/2記事)
私の痒み要因の推測
No1要因:ニッケルを起因とする痒み反応
No2要因:過去に出来た紅斑湿疹から発生する痒み反応
No3要因:ヒスタミンが出来やすい体質変化による食物への過敏反応

アレルギーについて色々な本を読んで自分の症状と比較している。
1「Dr.菊池の金属アレルギー診察室」菊池新著、H24.4.東京堂出版刊
2「なぜ皮膚はかゆくなるのか」菊池新著、H26.10.PHP新書刊
3「アレルギーは砂糖をやめればよくなる!」溝口徹著、H25.2.青春新書刊
4「免疫と腸内細菌」上野川修一著、H15.9.平凡社新書刊
その他の皮膚の病気関係の本(数冊)

[No1要因]ニッケル摂取はナッツ類やチョコを控える事で一定の効果を感じている。
飲み薬と塗り薬は最盛期よりも7割ぐらい減らしても問題なくなったと思う。
ただし未だ多少痒みや湿疹症状があるため対応方法を探っている。
それが上記の[No2]と[No3]の要因に関係していると考えている。

先ず[No2要因]過去の湿疹痕。
これは「擦り傷等が治癒する過程で痒みを感じる」原理と同じ。
過去の湿疹の痕が痒いので掻くと湿疹痕の治りが遅れていつまでも痒みが残る。
このため運動で皮膚が活性化すると治りが早くなる事を期待し遍路歩きに努めたい。

次に[No3要因]各種食物への過敏反応。
これについては本の3と4、溝口医師と上野川教授の本を参考にしている。
溝口医師は自分自身過去にアトピー皮膚炎を患い食事の改善で治癒させた。
簡単に要約すると
・アレルギーは免疫異常が原因で発生する。
・免疫の元の抗体は全抗体の60%が腸管で作られる。
・腸では危険な細菌と安全な食品を見分けて抗体反応する。
・腸に棲息する腸内細菌が見分けるための鍵になる。
・腸内細菌に異常があると見分け作業にも異常が起こりアレルギー源となる。
・腸内環境は食物繊維を摂り善玉菌を増やすことで良好状態が保たれる。
・砂糖摂取は副腎疲労に繋がり腸の働きを阻害するため控えるべき。
(2冊の本の中から特に自分に関わる箇所を独断で抜粋した)

四国遍路旅中で特に気をつけたいと思っている事
・精製食品の摂取をなるべく減らすこと
・糖分の摂取を運動に見合う摂取量にすること
・野菜類と蛋白質の摂取に気を配りつつ食べ過ぎに気をつけること

3 八幡平登山の記録

石倉山展望駐車場から八甲田連峰眺望
八幡岳山頂の神社
南八幡岳への帰路の稜線から左に戸来岳、右に八甲田を眺望

八幡岳登山経過

08:30 石倉山展望P・発
09:30 石倉山(5分休)
10:35 南八幡岳(10分休)
11:15 八幡岳(45分休)
12:35 南八幡岳
13:15 石倉山展望P・着

登山時間 3時間45分(途中・計60分休憩)
登山距離 8km

八幡岳登山(残雪期)のルート図

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