前回の記事で今年もまた旅を計画中と書きました。
第一目的は日本の様々な場所を歩き見たい事。
そして第二目的が自分の健康と体調の観察。
過去の旅では身体の様々について気付かされた。
・痛み(足痛、腰痛、ケガ等)の事
・水や食事(不足、過食、種類、時期)の事
・旅行前、旅行後の体調変化 などなど
今年は昨年に続き皮膚炎の悩みが大きな課題。
皮膚炎が改善と悪化を揺れ動きして治らない。
私の皮膚炎は腕や足等の炎症とかゆみの症状。
最初に皮膚炎が表れた約2年前の冬当時の思い出。
・1月の冬に発症した
・夜間頻尿が現れたため水分摂取を控えていた
・入浴剤に温泉湯の花を利用し身体を温めていた
・12月~1月に歯科治療をしていた
・スイーツ類やナッツ類の摂取が増加傾向
・秋までに比較し運動量が落ち食事量が増加傾向
皮膚炎の悪化と諸事の時期がほぼ重なる。
皮膚炎と諸事は相関関係があると考えられる。
しかし相関関係と因果関係は異なる。
そこで因果関係を探るため過去と逆の取組で体調観察。
水分摂取を増やす、入浴剤を止める、食事制限する等。
どれもハッキリした体調変化は現れなかった。
相関関係は分かっても因果関係を探るのは難しい。
そして昨年5月の四国遍路後に症状は大きく改善。
ただ改善した要因が明確でなくその後に症状悪化。
このため今年も旅を通して試そうと考えている。
因果関係について解説した新書がある。
「データ分析の力/因果関係に迫る思考法」
(伊藤公一朗著、2017年4月、光文社新書)
一例として「広告とアイスクリーム売上げ増加が連動した例」
「広告」と「アイスクリーム売上げ」は相関関係にある。
但し相関関係はあっても因果関係があるとは言えない。
アイスクリーム売上げアップは気温上昇の影響かもしれない。
企業は売上げがアップした事で広告を出したのかもしれない。
因果関係がある事を確かめるには、
「他の要因が影響していない」「逆の因果関係はない」
ことを証明しなければならない。
因果関係の証明方法として
「ランダム化比較試験」「RDデザイン」「集積分析」等ある。
ランダム化比較試験とは無作為での実証実験のようなもの。
例えば「何かの病気の治療薬の効果」を確かめる時、
病気の人々を完全に無作為で選んだ2グループに分ける。
Aグループには治療薬をBグループには偽薬を投与する。
投薬以外の食事や生活を全く同等にして薬効を検証する。
BよりAに病気治癒が認められたら薬の効果に因果関係を認める。
新型コロナ対応もある意味壮大な比較実験とも考えられる。
国が「全国一斉休校」を要請したが一部「休校しない」所もある。
ただし地域により感染率が異なるため無作為条件は満たしていない。
それでも例えば感染者の多い大阪が休校解除した結果は気になる。
因果関係とコロナについては感染経路もよく分からない。
感染経路は一応は飛沫感染と接触感染と言われている。
中国人は混雑した場所で大声で話す事が多く飛沫感染が心配。
一方イタリア人はキスやハグをよくするため接触感染が心配。
愛知県で50代男性が「コロナをうつす」と飲食店に入った。
男性の隣に座り男性に触られた女性従業員はコロナに感染せず。
一方男性が座った椅子でその後化粧した女性従業員は感染。
男性と超接近した人が感染せず男性と直接触れなかった人が感染。
考えられるのは男性の座った椅子にコロナウィルスが付着。
椅子から女性の手、更に化粧行為で手から目、口、鼻にウィルスが侵入の可能性。
男性に直接触られ飛沫感染もあり得た女性は、目、口、鼻に入らなかった可能性。
たった一例ではあるが飛沫より接触が怖い可能性がありそう。
日本人はツバを飛ばし大声で話す事は少なく飛沫も少なそう?
感染が拡大しつつあるイギリスでバドミントン全英オープンが終了。
観客も入れた5日間の大会だったが感染拡大もなく無事終了。
大会運営に注意を払い観客同士気をつけ合えば感染抑制の可能性が見える。
一方で大阪や北海道等の狭いライブハウスで集団感染が発生。
換気が悪い事も要因の一つに上げられている。
その可能性もあるとは思うが、別の要因が大きい様に思う。
狭い空間になればなるほど病原保持者と同じ所を触る可能性が高い。
更にライブハウスは飲食を伴うためウィルスの付いた手で飲食する。
それがライブハウスでは2時間以上時間を共有することになる。
場所、時間、食事の3要素が濃密になり接触感染の危険性が増大。
これらを注意するばイベントも学校も再開できるのではないか。
現時点までに知り得た情報を基に私なりに考えた願望です。
当然ならが未知の新たな情報が加われば願望も破綻するかも…