岩木山とミチノクコザクラ

前回(R2.6.24)の岩木山登山時はミチノクコザクラ咲き始め。
もっと沢山のミチノクコザクラが見たいと思い再度出かけた。
ミチノクコザクラ目的登山だが出来れば眺望も楽しみたい。

梅雨時で天候が安定しない中7月16日が最良と判断し出発。
岩木山に向かう車の中からは岩木山がハッッキリ。
ただ山頂付近の僅かな雲が少し不安。
岩木山神社出発時も天気が良ければ見える山頂は雲の中。
雲の先に山頂が出現する事を期待し少し急ぎ足で山頂を目指す。
しかし大沢の登り以降はやや薄めのガスの中の登山となる。
山頂でも休憩を長めにとり粘ったが微かに雲海が現れたのみ。

一方でミチノクコザクラは前回より格段に多い花数。
大沢に入り間もなくから錫杖清水までコザクラ三昧。
錫杖清水から先はコザクラは残雪の下で準備中。
錫杖清水からは約50mの雪渓道だがアイゼン不要。
天気次第だがアト1週間ほどで雪渓は消えそう。
種蒔苗代周辺は前回より今回の方が多め。
鳳鳴ヒュッテ以後は前回は見たが今回は見られず。

下山は前回は弥生ルートだが今回は嶽ルート。
嶽ルートは10年ほど前に登山仲間と苦難を共にしたルート。
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岩木山の登り8合目で仲間の1人の膝具合が悪化。
何とか山頂に辿り着いたが当日中に歩いて下山は無理。
リフトとスカイラインの営業時間延長でやっと下山した。
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今でも当日の判断と8合目で引き返した場合の優劣が話題になる。
昔の記憶を思い起こし昔と同様に急ぎ足で下山する。
嶽ルート上では花はほとんど見られず。

山頂からは約1時間40分ほどで嶽登山口到着。
嶽のバス停には登山者と思われる男性4人がバス待ち中。
バス乗車の予定はなかったが間もなくバスが来るのかしら?
初志貫徹しバス停から15分ほど歩くとバスが追い越して行った。
復路の途中では石坂洋次郎文学碑と青い山脈歌碑に立ち寄る。
嶽バス停から7.5km、1時間10分歩いて出発地の百沢駐車場到着。

今回の登山ではルート記録用に持参したiphoneと記録アプリに問題発生。
登山開始から焼止り避難小屋手前まで記録が欠落してしまった。
帰宅後に前回(R2.6.24)登った記録と今回の写真記録を照合。
すると出発が前回より15分遅い以外はペースが前回と完全に一致。
このため出発から焼止り小屋までの区間は前回の記録を流用した。

登山口の百沢と下山口の嶽は共に温泉街。
しかしコロナの影響からか平日の駐車場は空いていた。
再び活気が戻る事を祈る。

岩木山に向かう道からの好展望

岩木神社では補修工事中

姥石から青空が見えるが山頂は雲

焼止り避難小屋ではガス多し

大沢に入りミチノクコザクラ初見

コザクラ群落奥に白のコザクラ?

タチツボスミレ群落

残雪とミチノクコザクラ

錫杖清水から短区間の雪渓道

種蒔苗代で再び白いコザクラ

岩木山頂到着

山頂で50分粘り雲海が微かに出現

山頂をアトに振り返ると少し青空?

リフト脇の下山道を下る

スカイライン8合目に着く

嶽登山口に到着

少し寂しい嶽の温泉街

岩木山麓で嶽キミ栽培。8月には販売

岩木山を背景に石坂洋次郎文学碑

百沢駐車場に到着

岩木山登山時間経過
08:35 岩木山神社駐車場・発
08:40 岩木山神社(4分参拝)
09:46 姥石
10:30 焼止り避難小屋
11:15 錫杖清水(3分休憩)
11:32 種蒔苗代
11:56 岩木山(48分休憩)
13:06 九合目分岐
13:27 スカイライン8合目駐車場
14:23 嶽駐車場(3分トイレ)
15:05 石坂洋次郎文学碑(3分見学)
15:38 百沢駐車場・着

岩木山登山ルート(百沢~嶽周回)

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