みちのく潮風トレイル旅② ４日目 [宮城]名取～桂島

みちのく潮風トレイル旅No.2 ４日目

令和３年７月２２日(木) 宮城･名取～桂島
天気曇　気温 25℃前後

1.時間･距離･ルート

06:40 00km ① バリューザホテル名取
08:00 06km ② 閖上大橋
09:40 12km ③ 旧荒浜小学校
11:25 18km ④ 高砂橋
14:00 29km ⑤ 多賀城跡
15:20 33km ⑥ マリンゲート塩竃～15:30塩竃港・発-船-15:55桂島・着
16:40 35km ⑦ 桂島海水浴場（野宿）
[上り標高計290m/下り標高計300m/歩時間9:00]
ホテルから最短コースで本来ルートに戻る。
(早朝でもあり名取トレイルセンターには寄らず)
閖上大橋から海沿いのサイクリングロードを北上。
高砂橋までは長く続く平坦な一本道。
その後仙台市から多賀城市に入る。
多賀城跡を初めとした遺跡群を経由する。
加瀬沼には寄らず短縮路で塩竃港に着く。
塩竃港で乗船して桂島に渡る。
桂島の北から南に歩き海水浴場で野宿。
一日ほぼ平坦ルートだが多賀城周辺で多少起伏有。

2.出来事

昨日は宿で洗濯､風呂､食事の他､電気を充電した。
実は今回はいつもの旅より電気を消費している。
スマホ2台に加えてスマートウォッチも2個持参。
スマホ２台の電気使用は大きく充電の減りが早い。
ウォッチの使用量は比較的少ないがそれでも響く。
次の充電予定が５日後なので電気節約が必要だ。
いろいろ試した結果は何時か記事にしたい。

今日は多賀城を通り塩竃港15:30発の船に乗る。
船に遅れないため計画時間の厳守が重要。
ホテルの朝食が６時開始なのはとても助かる。
6時40分にホテル出発し昨日来た道を戻る。
10分ほど歩くとトイレに行きたくなる。
昨日歩いた時に近くにトイレはなかった。
暫く我慢して歩いたが限界に達し物陰で便袋利用。
早朝の人通りの少ない所で何とか助かった。

旅４日目で初めて朝から曇り空。
気温も余り暑くなく少し風もある。
歩くと発汗するが身体的にはだいぶ楽。
ホテルから海を目指して東進し閖上大橋を渡る。
その後再度海沿いに向い進む。
その後海沿いサイクリングロードを北上する。

５分間隔ほどでサイクリング男性が行き交う。
車は見かけないが海側に港があり車が停車。
どこかに車の進入口があるのだろう。
トイレや東屋は見かけない一本道が続く。
車の心配のない道をただひたすら歩く。
途中唯一の運動公園トイレで水分補給する。
丁度水分補給中に徒歩旅風男性が通り過ぎた。
この先暫く水分補給地が無いが大丈夫かしら？

この後私の方は２０分ほどで仙台の町中に入る。
仙台市の町歩き１時間ほどで多賀城市に入る。
多賀城市に入ると遺跡を巡るルートが続く。
ただ今日は船の時刻最優先で長居できない。
遺跡の中をただ歩くだけで通り過ぎた。
それでも徐々に予定より遅れ気味になった。
止むを得ず加瀬沼には寄らず短縮道を進む。

何とか塩竃港に辿り着き近くのスーパーに入る。
桂島に渡る前に今夕と明朝の食料を調達する。
食料調達してギリギリ船に間に合い乗船した。
(万が一遅れても３時間後に最終便は有る)

今日から４日連続で船を乗継ぐ旅が始まる。
第一弾が今日から明日にかけ浦戸諸島を巡る旅。
その中には予約船や週一便の船もある。
このため時間と天気が全てに優先する。
時間に遅れたり悪天候なら船は利用不可。
つまり旅は続けられなくなる。

とりあえず最初の関門を通過し無事桂島到着。
桂島に着き北から南に半周し海水浴場まで歩く。
ここの海水浴場が本日の野宿予定地。
観光客らしき人や住民も数人見かける。
それでも人影はまばらで野宿は問題なさそう。
幸い近くにはトイレと水場もある。
無事テントを設営しホッとして寝床に就いた。

所が夜中に思いがけない出来事があった。
真夜中の２時頃にテントの外から声がした。
女の人が「大丈夫ですか？」と聞いてきた。
眠っていた私は突然の呼びかけに驚いた。
私は意味が分らず「はい」とだけ答える。
女の人が「危険な臭いがします」
「空気を入れ替えた方がいいですよ」
この真夜中に女性は何を言っているの？
私は「そうですか。有難うございます」
とだけ答えた。
その後女性は立ち去った様だった。
私は横になったまま再度眠りに就いた。
他人には計り知れない特別な感覚があるのか？

3.写真記録