みちのく潮風トレイル旅② ６日目 [宮城]東松島～鮎川

みちのく潮風トレイル旅No.2 ６日目

令和３年７月２４日(土) 宮城･東松島～鮎川
天気晴　気温 23～30℃

1.時間･距離･ルート

05:13 00km ① 矢本運動公園
08:42 15km ② 石巻中央港(休25分)～9:08石巻・発-船-10:02田代島仁斗田・着
11:06 18km ③ 三ツ石観音 (休7分)
12:12 22km ④ 仁斗田港(休80分)～13:32仁斗田・発-船-13:58網地島網地港・着
15:30 28km ⑤ 長渡港(休68分)～16:38長渡港・発-船-16:58鮎川港・着
17:02 29km ⑥ ホエールタウンおしか (休55分)
18:35 31km ⑦ おしか御番所公園（野宿）
[上り標高計720m/下り標高計550m/歩時間7:20]
午前中は石巻市内の平坦道の歩行。
最初は北上運河沿い歩きだが工事中でルート変更。
その後旧北上川沿いから短縮道に変更する。
また石巻中央港手前でも工事中でルート変更した。
矢本運動公園から石巻中央港まで15km､3時間半。
田代島の周回ルートの全長は7kmで2時間。
40m前後の上り下り3～4回ほどある。
網地島は島の端から端の片道ルートで6km､1時間半。
こちらは標高100mほどのなだらかな上り下り道。
２島トレイル後は牡鹿半島の鮎川港に渡る。
鮎川港から御番所公園まで距離2.5km､標高差150m､35分。

2.出来事

矢本運動公園では夜間や早朝に犬の散歩等見られる。
そこそこ人が通り野宿地としては多少気になる。
この日も乗船の時間制約があり早朝５時過出発。
徒歩開始１時間ほどで北上運河沿いの道に着く。
地図の道に向かうと工事中で通行止め。
どう迂回すればよいか迷ったが結局迂回は無理と判断。
北上運河の対岸の堤防ルートに進路変更する。
昨日から２日連続で北上運河沿い歩きが続く。
車の通行がほぼなく安全だが単調道の忍耐が続く。

北上運河沿いを歩き続けると旧北上川に合流する。
７時半に北上川沿い堤防道に進路変更し港に向かう。
今日は９時の田代島・網地島に向かう船に乗船する。
９時の船に間に合うためには時間が厳しい。
このため川沿い道から港への近道に進路を変える。
港に近づくと工事中で通行止の標識が現れた。
車だけか歩行者も通行止めかよく分らない。
乗船時間が迫り焦っていてとにかく迂回した。
何とか８時４０分に港に着き切符売場に向かう。
売場は行列ができ満員なら次便との掲示がある。
ドキドキしながら並んでやっと切符を購入できた。
今日は好天に恵まれた４連休の３日目なのだ。
定期船は１船では足りず臨時船も運行された。

最初の島、田代島はネコ島と呼ばれる島。
好天の休日で多くのネコ好きが島を訪れる。
ネコと無縁の私はひたすらトレイル道歩き。
次の網地島への乗船時刻が気になり早足になる。
ネット情報では乗船客が多い時は乗れないとある。
田代島を一周し港に戻ったのは次便の１時間以上前。
ほぼ真昼の暑い時間で木陰を探し昼食を食べる。
乗船１５分前頃に船着場に並ぶ。
石巻に戻る客と網地島に向かう客が同時に行列。
だが大半は石巻客で網地島客は少数で安心する。

網地島は美しい砂浜の海洋レジャー観光地。
ただ当日は田代島に比べ観光客がとても少ない。
コロナの影響があるのかしら？
トレイル道は大半が内陸道のため更に人がいない。
横長の網地島の端から端まで１時間半で歩く。
港に着いたのが15時30分で次便まで約1時間待ち。
港の日陰で休んでいたら老婦人がそばに来た。
「今日は良い天気だけど台風が近づくそうだ」
「宮城の方を直撃する可能性があるらしい」
私は全く初耳だった。
スマホで調べると３日後に近づく様だ。

網地島から船で牡鹿半島･鮎川港に着く。
実はこの日も野宿地が未定だった。
今回の旅はコロナのため直前まで決行を保留した。
天気とコロナを勘案し出発２日前に急遽決めた。
そのため当初予定した宿はほぼ予約できなかった。
当初は網地島で宿泊予定だったが予約不可。
そのため鮎川に渡り周辺で野宿と決めた。
先ずは明日金華山に行く船を予約した。
次にどこで野宿するか決める必要がある。
当初は鮎川港ホエールタウンおしかの予定だった。
水とトイレがある事が一番のメリット。
だがテントを張れそうな適当な場所がない。
土曜日という事で人が多く目立ちやすい。
代案候補であった御番所公園に行く事にする。
鮎川港から40分ほど道を登って行く。
公園に着くと土曜日だが人はいない。
とても静かな所で人が訪れる気配はない。
見晴らしも環境も良く野宿地に決定した。