3回目のワクチン接種の準備が進んでいる。
しかし私は3回目接種に違和感を感じる。
最初のワクチン接種時には予想もしない事態。
2回のワクチン接種で安心できると皆思った。
ワクチン接種の目的がいつの間にか変わった。
最初の説明は集団免疫を作るためのワクチン接種。
ワクチン接種者が増えれば全体の感染者が減る。
全体を守るためワクチン接種しようという話だった。
集団接種でワクチン未接種者も守れるとの話だった。
今ではワクチン接種で感染抑制できない事が判明した。
ワクチン接種の目的は集団予防から重症化回避に変質。
それならばワクチン接種は完全に個人の問題。
それなのに3回目ワクチン接種が間もなく始まる。
私には今年92歳の母親がいる。
母は今年6月と7月にワクチンを接種した。
だが2回目の接種の翌日から体調が悪化した。
眩暈と食欲不振で2日ほど寝込む状態が続いた。
ワクチン接種当日は特別に異常はなかった。
当初は体調不良がワクチン接種の影響と思わなかった。
老化現象の進行か食あたりかと疑いを抱いた。
だが数日で体調回復したためワクチンの影響と考えた。
高齢の割に比較的元気な母の一時的体調悪化は深刻だ。
私には母と同い年の92歳の叔母が千葉県にいる。
9年前に叔父が先立った後は1人で暮らしている。
以前から水泳やテニスをして元気にしていた。
ところが千葉でコロナが拡大し外出が制限された。
それ以来叔母は外出が極端に減り運動もやめた。
現在は身体が弱り相当元気がなくなった。
ワクチンも怖いため接種はしていないらしい。
母はワクチンの副作用、叔母は外出制限で健康悪化。
どちらもコロナ対策の悪影響を受けた事例だ。
コロナ対策がなければ健康だったかもしれない。
高齢者ほどコロナ対策に慎重さが必要と感じる。
3回目のワクチン接種の準備が進んでいる。
しかし母親にワクチン接種を勧めるべきか?
オミクロン株という変異ウイルスも出てきた。
だが私はずっとモヤモヤが続いている。
コロナには不可解な部分が多い。
専門家や政府も完全に信頼できない。
コロナに関する私の主な疑問
・コロナは本当に怖いウイルスなのか?
・コロナと他の病気でどれだけ差があるのか?
(死者や重症者の差)
・コロナ感染者の推移と自粛対策の効果は?
・ワクチン接種の効果は一体何か?
疑問やモヤモヤに答える一冊を見つけた。
「コロナ自粛の大罪」R3.4.宝島新書
7人の現役医師が現状対策を批判する。
特に印象に残るのは2人の医師の話。
2人ともコロナを深く論じる資格の持ち主。
萬田緑平 ガン患者の緩和ケア診療医
遺伝子研究分野で実績を持つ元研究者。
萬田医師は人の遺伝子約3万個のうち2個発見!
つまりは世界的な評価・功績の持ち主!
本間真二郎 小児科医。ウイルス学博士
ノロウイルス研究の功績でアメリカ国立研究所留学。
ワクチン学、ウイルス学の専門家。
萬田医師の発言要旨
コロナは身体の弱い人が亡くなる病気。
コロナも風邪もインフルも大差はない。
体力の無い高齢者は僅かな事で亡くなる。
インフル、微熱、誤嚥、骨折で亡くなる。
大病院は今まで風邪を治療していなかった。
それが風邪と類似のコロナの診療を始めた。
風邪を診た事のない医者がコロナを診療する。
しかし身体の衰えた高齢者にエクモの治療は間違い。
サイトカインストームも血栓症もコロナの症状ではない。
亡くなる直前の高齢者に現れる症状。
風邪の経験のない大病院がコロナの特徴と間違う。
萬田医師は過去に毎日PCR検査していた。
今の医師の99%はPCRの意味を知らない。
3万個の塩基配列のほんの一部の塩基を抽出検査。
7箇所塩基を比較するが内3つは新型コロナ特有でない。
つまり必ずしも新型コロナでなくても陽性の判定。
更に検査精度上で陽性も陰性も間違いの可能性有。
コロナは気候と身体の対応度で流行(波)が発生する。
身体が弱まれば波が高まり健康的なら波は収まる。
冬や夏の身体が弱まる時期に波が起こりやすい。
萬田医師自身は普段から極力マスクはつけない。
コロナはただの風邪だからどんどん感染すべき。
死が間近な人のため全世代が命を削るのは疑問。
皆の感染で集団免疫をつける事が最大の防衛策。
本間医師の発言要旨
データは特定の人の都合で利用される。
コロナで2020年の死者は3459人。
関連死を含め年1~4万人死ぬインフルより相当低い。
PCR陽性死者は全てコロナ死なのでインフル関連死と同じ。
2021年1月ノルウェーで42000人ワクチン接種後33人死亡。
2月アメリカでワクチン接種後全接種0.003%の1170人が死亡。
これらの情報は大きなニュースにならない。
2008~2019年にアメリカ子供対象のワクチン接種調査の論文。
ワクチン未接種の561人と1回以上接種の2763人の比較。
ワクチンを接種した回数が多い子ほど病院受診回数が増。
鼻炎、貧血、喘息、胃腸炎、湿疹、副鼻腔炎、問題行動etc。
あらゆる病気でワクチン接種増と病院受診増が連動した。
この他にイギリスでもワクチンと自閉症の論文がある。
どちらもワクチンの負の側面の論文。
しかし論文を発表した医師はその後医師免許取消。
今回ファイザーのワクチンは感染防止有効率95%。
偽ワクチンでは1万人接種後の発症者は100人。
本物ワクチンでは1万人接種後の発症者は5人。
これを未発症者の観点でとらえるとどうなるか。
偽ワクチンは1万人接種後の未発症者は9900人。
本物ワクチンは1万人接種後の未発症者は9995人。
つまり9900人にはワクチン接種効果は無という事。
つまり99%の人にはワクチンは無意味(筆者補足)。
細菌やウイルスは本来は人間の敵ではない。
人類は細菌やウイルスと共存する事で生き延びた。
日本人はインドの生水で下痢するが現地人は平気。
人は環境への適応力を高めてこそ生存率も高まる。
だが近年は細菌やウイルスの排除に向かっている。
赤ちゃんは細菌やウイルスと接触し成長する。
ところが最近はあらゆる感染症が激減している。
手足口病、ヘルパンギーナ、ロタウイルス。
感染して免疫を高める生活が益々減っている。
現代社会は人類の滅亡を速めている。
【筆者注】
本間医師は2021年4月本書刊行時既に今を予言済。
「ワクチンの有効率は感染率の低い感染症では無意味」
「ワクチンの効果が果たして何か月続くのか」
と述べている。
ワクチンが感染を防げない事。
ワクチンの効果が長続きしない事。を予言!
私は2医師の発言を100%信頼する訳ではない。
しかしTVで発言する医師より余程信頼できる。
話している内容は具体的で説得力がある。
更に医師会や医師仲間の批判を怖れていない。
私が最初に挙げた疑問への私個人の見解
コロナは怖い病気か?ー風邪程度で気をつける。
コロナと他病気の違い?ー死者や重症者は低数値。
コロナ感染の波や自粛は?ー波は制御できず対策不要。
ワクチン接種の効果は?ー接種効果は低く副作用は心配。
私自身は接種は控える予定。親にも勧めない。
しかし最終的には各自が判断する事。
※補足1【コロナ罹患後の後遺症について】
高齢者以外で若者にもコロナ罹患後後遺症がみられる。
本間医師も後遺症は実際にあると考える。
ただし全ての後遺症がコロナによるかは疑問。
治療過程での装置や薬剤使用に伴うものも疑われる。
後遺症の残る期間もまだ分からない事が多い。
多くの後遺症は半年ほどで回復すると思われる。
分からない点が多く必要以上に不安を煽る事は危険。
※補足2【萬田医師が発言したブログ】
「公的機関の見解と反する内容、または著しく乖離した内容の記事」との注意書きが有るが私個人としては「真剣な発言」と思う。
※萬田緑平記事R3.7.12 『旧型コロナウイルス問題への私見 Part 18』
※萬田緑平記事R3.9.7 『旧型コロナウイルス問題への私見 Part 19』