飯豊連峰縦走旅-前編

一昨年昨年と山形福島の朝日飯豊縦走を試みた。
しかし2回共トラブル発生で途中断念した。
今年こそは飯豊縦走と願いつつ天候不良が続く。
天気予報を睨め天候回復を待つが見通しは不良。
仕方無く天気は運に任せて7月21日に出かけた。
結果的に晴天は少なかったが雨天も少なかった。
だが今年もまた3年連続でトラブルに遭遇した。
当初は飯豊連峰-吾妻連峰を縦走したいと考えた。
だが結果は3泊4日の飯豊連峰縦走で終了した。
飯豊縦走旅の経過を振り返り記録しておきたい。

1 当初計画の概要
昨年の朝日縦走後の帰宅で小国発代行バス利用。
山形の小国から半日余で青森に帰宅できた。
今回はこの経験を参考に青森から関川に向かう。
関川村内1泊後徒歩旅2泊で飯豊連峰を縦走する。
その後また徒歩で吾妻連峰縦走する計画を立案。
[当初計画]
1日目青森-JR-坂町-バス-関川-徒歩-鮖谷(野宿)
2日目鮖谷-徒歩-杁差-頼母木(小屋泊)
3日目小屋-北股-飯豊-三国(小屋泊)
4日目小屋-徒歩-喜多方-北塩原(野宿)
5日目北塩原-徒歩-西吾妻(小屋泊)
6日目小屋-徒歩-一切経-微温湯(宿泊)
7日目湯宿-徒歩・バス-福島-JR-青森(帰宅)

2 旅の概要
1日目 7月21日(火)
8時に自宅を発ち電車を乗継ぎ坂町駅まで移動。
16時過ぎ駅近スーパーで売れ残り割引の食料調達。
2千円弱で3泊分食料を確保後17時過に駅に戻る。
17:25会津行代行バスに乗り17:43越後下関下車。
長時間の冷房付移動を終え暑中の徒歩が始まる。
関川村中心部から5km歩き鮖谷農村公園で野宿。
公園にはトイレ&水場があるが水は利用できない。
テント設営、食事、明日の準備をした後に横になる。
蒸し暑い夜で寝袋を利用せず下着のまま眠る。
村外れの閑静な公園だがそこそこ車が通る。
夜から未明まで1~2時間おきに4~5台通った。

2日目 7月22日(水)
●関川村~大石登山口
蒸し暑い夜の割には眠れて3時には起床する。
身体ほぐしと荷物整理と朝食摂取を並行する。
テント収納して公園を出発したのは午前5時。
早朝の気温は20℃未満で日陰を快適歩行する。
1時間弱で大石ダムに着き飲水補給休憩する。
5分休憩後に30分歩いて東俣彫刻公園に着く。
10年前の徒歩旅で野宿した公園は現在休園中。
公園から2分歩くと登山ゲート(車両通行止)に着く。
入口には立て札が2種類ある。
1つ目は「登山道整備不良で禁止」の立て札。
2つ目は「クマ出没注意」の立て札。
登山禁止なのかクマ注意で登山可能なのか不明。
禁止理由は令和4年豪雨災害後の復旧不全の説明。
取りあえず行ける所まで行ってみる事にする。

●大石登山口~杁差岳
登山ゲートから数分先の山側には水場がある。
冷水が水量豊富に流れ出ている水場。
大石ダムの補給水をこちらの冷水に交換する。
この先にも沢等はあったがここの水が最適。
ゲートから1時間歩くと林道が終わり橋が出現。
東俣第1橋(ブナイデ吊り橋・一号橋)で小休憩。
太陽が昇るにつれ気温も上昇し蒸し暑さが増す。
第1橋(林道終点)から30分余歩くと第2橋になる。
第2橋でもまた飲水軽食を兼ねて小休憩する。

第2橋からカモス峰までは急登が続く。
蒸し暑さの中の急登は体力消耗大で発汗急増。
発汗急増に伴い2L余の飲料水は急激に消費増。
急登道の足場は要注意だが豪雨被害は感じず。
小休憩と給水を繰り返し何とかカモス峰に着く。
カモス峰付近で刈払人(小屋管理人)と出会う。
休憩中の夫婦と共に私も休憩し雑談をする。
入山時の登山禁止立札の事を尋ねてみた。
すると村役場がクマを怖れての対応らしい。
豪雨災害で登山道の整備不良ではないらしい。

先発した私は杁差岳への途中でトラブル発生。
昨年に続き今年も靴底剥離が発生してしまう。
2年連続の靴底剥離に大ショックを受ける。

私は過去の徒歩旅ではコロンビア靴を愛用。
歩き易さはベストだが防水製に不満があった。
長時間の雨天歩行では靴内が必ず浸水する。
靴内浸水歩行が続くと足裏皮が弱り苦痛継続。
優秀な防水靴を探しADIDASーTERREX靴を発見。
ネット購入で試着して気に入り計3足購入した。
日本徒歩旅や四国遍路旅での利用を計画した。
だがその後コロナ発生で徒歩旅自体難しくなる。
購入した靴は家の中で5年ほど休眠していた。
昨年の縦走旅から使い始めたら靴底剥離発生。
昨年の靴底剥離発生では経年劣化だと思った。
だが2年連続発生で靴自体の性能不良を疑う。
剥離した靴底のソールは貧弱な接着に感じる。

だが靴の性能を嘆いても問題は解決しない。
今は登山撤退か登山継続を決める必要がある。
登山撤退は難所の急下りが多く靴負荷は過大。
登山継続ではこの先長時間歩きで負荷が続く。
少考の末先に進み山小屋で再考する事を選択。
取りあえず手持ちのゴムバンドで靴底を固定。
何とか杁差岳に登頂後杁差小屋まで辿り着く。

●杁差岳~頼母木小屋
杁差小屋で小休憩少考し頼母木小屋に向かう。
頼母木小屋で靴の補修の援助を請う事にする。
杁差小屋を発ち程なく徐々に風が強まり出す。
一時的に歩き辛いほどの強風にも遭遇する。
一方で午前まで辛かった高温は急低下する。
体温上昇が収まり飲水抑制になるのは好都合。
登山開始時の2L余の飲み水は9割消費していた。

強風稜線道を杁差から2時間歩き頼母木小屋着。
小屋では青年管理人が優しく出迎えてくれる。
この日の宿泊客は私1人だけ。
宿泊手続き後に靴底剥離事情を話し援助を請う。
靴底補修用にナイロン紐とガムテープを頂く。
濡れた衣服を乾し夕食摂取後靴補修に掛かる。
靴本体と靴底を紐で縛って固定する。
ガムテープは靴乾燥を待ち作業する事にする。
20時に就寝後は強風と雨音が断続的に響く。
明日の出発の再検討も念頭に一夜を過ごした。

3 時間経過
【1日目】
08:15 自宅・発
08:30 小柳発あおい森鉄道 8:42青森駅着
09:04 青森発特急つがる42号 11:45秋田着
12:16 秋田発普通列車    14:03酒田着
14:41 酒田発特急いなほ10号 16:10坂町着
16:20 坂町駅近スーパー   (買い物)
17:25 駅前発会津行代行バス 17:43関川着
17:44 徒歩旅開始
18:55 関川村・鮖谷農村公園・着 (テント野宿)
歩行時間1:10 歩行距離5km

【2日目】
05:03 関川村・鮖谷公園・発
05:54 大石ダム駐車場
06:30 東俣彫刻公園
06:53 東俣大橋
07:44 林道終点 (13分休)
08:29 東俣第2橋 (10分休)
11:02 カモス峰 (11分休)
11:46 権内ノ峰
12:31 千本峰
14:19 前杁差岳
14:44 長者平
14:58 杁差岳 (6分休)
15:07 杁差小屋 (5分休)
15:42 鉾立峰 (9分休)
16:39 大石山
17:15 頼母木小屋
歩行時間11:10(休60分除) 歩行距離22km

4 旅の写真
関川村内公園野宿した朝

大石ダム前を通過

東俣彫刻公園(休園中)前を通過

大石登山口から入山(登山禁止立札と熊注意立札が併置)

東俣第1橋 (林道終点)

東俣第2橋

カモスの頭

カモス峰で出会った夫婦刈払人(山小屋管理人)

権内ノ峰

霧の彼方に杁差岳方面

千本峰

霧の奥が前杁差岳?

前杁差岳

タカネマツムシソウ、クルマユリ

ニッコウキスゲ、ハクサンフウロ

杁差岳

杁差小屋

杁差小屋内部

タカネナデシコ

ニッコウキスゲ

頼母木小屋(宿泊)

5 飯豊連峰縦走旅ルート図(大石~川入)

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コメント

  1. との より:

    靴ですか?結果はまだ分かりませんが、何となくわかりそうな気がします。

    • takenamik1 より:

      との 様、コメントありがとうございます。
      「何となくわかりそうな気がする」ご想像どおりだと多分思います。
      最近は年齢進行と共に怠惰な傾向も急速進行中で、記事の投稿も完全不定期状態です。
      記事投稿準備するのですが下書き段階で途中中断する事が増えまくっています。
      今回も「前編」から1週間近く過ぎました。
      スミマセンが気長にお待ち願います。