四国歩き遍路に挑戦!

暫くお休みしていたブログをまた始めます。
今年は四国八十八か所お遍路に挑戦します。
四国遍路とは、弘法大師・空海ゆかりの四国八十八か所のお寺(徳島23+高知16+愛媛26+香川23)をお参りしながら四国を一周する旅です。
今回は総距離1200kmを5週間で歩く計画です。
「四国遍路のあゆみ」(平成12年度:『ふるさと愛媛学』調査報告書より)によれば、お遍路さんの移動手段は、巡拝バス利用者が約89000人、自家用車利用者が約10000人、歩き遍路約1000人だそうです。(昭和58年頃の年間遍路者の数値※1)
また「必携!四国お遍路バイブル」(横山良一著、H18.4集英社新書)によれば、「年間30万人のお遍路が四国を巡って(中略)歩き遍路の割合は百人に1人、年間3千人。半数はリピーター」ということのよう。
お遍路をする人の目的は様々であり、私の身近にも定年退職を機に東日本大震災の慰霊のために遍路した人や、妻を亡くした翌年に供養のために遍路した人がいます。
私自身は、遍路に祈りを込めるというよりも「遍路なるものを一度体験したい」「四国の自然を歩きたい」ということが目的のような感じです。
「だいたい四国八十八ケ所」(宮田珠己著、H26.1集英社文庫)の作者は、敷居の高いイメージがある四国遍路を身近なイメージに変えてくれており、著者の遍路の目的は「一周してみたい(四国)、全部回ってみたい(八十八ヶ所)、いっぱい歩きたい」ことが目的。正に百人百様を表現した抱腹絶倒旅行記です。
切実な祈りを持たず旅行することに躊躇を感じていた私も、この本のお蔭で四国遍路旅を決断した次第です。
他に、まだ4山残っている百名山制覇登山旅行のための体力養成、野宿経験の蓄積(四国遍路と北海道旅行は野宿テント泊がしやすそう)、食事・水分と体力維持の関連を知りたいという裏目的(真の目的?)もあります。
でも一応お寺参りの時は般若心経を唱え身近な人の家内安全と世の中の平和をお祈りする予定です。
今回の旅についても、昨年の「みちのく潮風トレイル」同様に、毎日ブログをつけたいと思っていますが、みちのく潮風トレイルの時よりも野宿割合や山奥滞在割合が多そうなため、ブログ更新に必要なスマホのバッテリー量や電波受信状態に不安もあり毎日更新は大変そうです。
5月9日(月)に青森を出発して、当日から四国の最初の寺に向かう計画です。
今年もブログにお付き合いよろしくお願いします。

※1 「四国遍路のあゆみ」(平成12年度:『ふるさと愛媛学』調査報告書)のサイト
http://ilove.manabi-ehime.jp/system/regional/index.asp?P_MOD=2&P_ECD=1&P_SNO=10&P_FLG1=3&P_FLG2=2&P_FLG3=1&P_FLG4=2

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