里山縦走・楢木森山~神堤山-2026

1 登山計画
楢木森山~神堤山は過去2回残雪縦走している。
過去2回共にほぼ満足しつつ少し不満も残った。
出発点と終着点のルート選びに少し課題が残った。
もう少し登り易く下り易いルートを選びたかった。
今回は出発・終着を小改善したいと考えた。
また今年の残雪歩きで残雪変化に興味を覚えた。
残雪の雪質変化をもっと多く経験したいと思った。
楢木森山~神堤山は過去2回共疲労が大きかった。
今回も疲労を覚悟してチャレンジする事にした。

2 登山概要
3月24日(火) 天気 薄曇り一時晴、気温4~9℃

自宅から自転車で行き東奥カントリーゴルフ場先に駐輪。
出発して右手の橋を渡り湿地帯を抜ける。
その先は10分ほど地理院地図ルートの道を進む。
ただ尾根でなく小沢傍を歩き浅瀬で左尾根側に渡る。
その後尾根を登ると標高272に達して稜線に出る。
今回の地図に近いルートが過去2回よりも歩き易い。
その後は基本的に下山まで稜線を辿る事になる。
稜線道はほぼ残雪道だが一部残雪が消えた所もある。
残雪歩き主体にして所々はヤブや土道も分け入る。

残雪の残り具合は過去2回と大差は無いと感じる。
ただ場所により消雪具合には差がある様にも感じる。
毎年の風雪の方角や場所毎の気温上昇差が要因か?
所々で稜線のアップダウンを避け迂回を試みる。
だが今回もまた迂回を後悔する出来事が起きた。
前回は深雪で苦労したが今回は堅雪に苦労した。
迂回した所の雪が相当堅くて足キックして進んだ。
天気予報は高温予報だったので堅雪は意外だった。
ルート上では雪とマルバマンサクの競演を散見した。

12時過に楢木森山頂に到着し20分ほど昼食休憩する。
山頂を発ち20分ほど稜線を進むと雪庇崩落に出会う。
毎年同じ場所で崩落に出会うのは三角岳も同様だ。
樹木と雪庇の具合が崩落し易さと関係するのだろう。
50mほどヤブ側に迂回して雪庇崩落を回避通過する。
その後にまた雪庇側に戻り稜線歩行を続ける。
楢木森山から1時間でルート最高516地点に着く。
516の登り坂は堅雪のためキックステップで登る。
そして516を過ぎ下りになると一転して軟雪に変わる。
ピークを境に堅雪と軟雪の変化は毎度体験してきた。

516以降神堤山までは基本的に雪庇の稜線道を進む。
ただ所々で雪庇崩れがあり迂回歩行する事もある。
ただ516以降はヤブ少な目で寧ろ歩き易さも感じる。
516から1時間40分歩き神堤山頂上に到着する。
余り休憩せず歩き続け所々軟弱雪もあり疲労蓄積。
しかし予定より遅れ気味のため休まず歩き続ける。
神堤山から45分歩いて鉄塔分岐地点に到着する。
今回はこの先のルートを過去と変えようと計画。
極力平坦で歩き易い所を選び出発地点に向かう。
残雪と緩斜面具合を気にしつつ未知のルートを進む。
鉄塔分岐から30分ほど下り歩き出発地点に到着した。
最終的に残雪を上手く利用し良いルート選定ができた。

3 登山後の私見-雪について-
今回の残雪登山では2点で良い勉強になった。
一つ目は残雪期のルート選定に関して。
残雪登山では残雪と消雪地の歩行の使い分けが重要。
残雪を最大限利用しつつ土歩行も上手く使い分ける。
残雪状況によっては雪歩きより土歩きの方が楽できる。
ただ残雪はその年の降雪量や環境に大きく影響される。
地図の地形で多少予想はできるが当てにはならない。
また直前降雪情報も限られ現場で適宜対応するしかない。
残雪期の歩行経験を積み体で感じる事が大切と思った。

二つ目は堅雪と軟雪の環境による違い。
今年も三角岳や楢木森山で堅雪や軟雪を様々体感した。
一般的に日陰で強風発生し易い所は冷涼で堅雪になり易い。
反対に日向で風の少ない所は温暖で軟雪になり易い。
ただ三角岳や今回登山で別の要因もあると推測された。
樹氷の発生とその後の樹氷落下による氷粒散乱による要因。
雪面に散乱した氷粒が日中の気温上昇で一端溶解する。
だが一度溶解した雪氷は夜間の気温低下で再凍結する。
これを数日繰り返すと雪面は半凍結状態になると推測。
ただし私的な直観推測なので信ぴょう性は大いに疑問。
今後も様々試行と思考を繰り返し経験を積み足したい。

4 登山時間経過
08:48 東奥カントリーの先・発
09:48 標高272
11:36 95鉄塔 (1分)
12:12 楢木森山 (休20分)
13:34 標高516(ルート最高点) (1分)
15:16 神堤山
16:02 鉄塔分岐
16:43 東奥カントリーの先・着

徒歩時間 7:30 (休憩25分除く)
徒歩距離 16km

5 旅の写真
9:23 沢山集落の奥から入山

08:49 ゴルフ場の少し先から出発

08:56 沢沿い歩行後橋を渡り右進

09:00 小沢を渡り小沢沿い(林道跡)を登る

09:16 小沢の浅瀬を渡り左小尾根を登る

09:38 小尾根を20分余登り稜線道に

09:53 120標柱

10:03 雪庇尾根と土尾根を随時選択歩行

10:37 平坦で気持ち良い稜線歩き

10:48 小ピーク

10:56 カモシカ足跡らしき

11:13 青森市内を薄ら眺望

11:30 95鉄塔まであと少し

11:36 マルバマンサク

11:37 95鉄塔とマンサクと市内眺望

11:42 楢木森山に向かう稜線道

11:52 楢木森山手前鞍部を通過

12:13 楢木森山頂上

12:50 崩れかけ雪庇を歩行

12:58 崩れた雪庇は右手に迂回歩行

13:00 崩れ雪庇の奥に楢木森山

13:14 標高516の手前小ピーク

13:30 標高516手前は少し凍結気味

13:34 標高516(ルート中最高点)

13:36 標高516過ぎは雪が緩くなる

14:16 長い稜線の雪庇道歩き

14:24 樹間に東岳を見ながらの雪庇歩き

14:59 開放的な雪面歩き

15:10 神堤山頂上までの登り坂道

15:22 神堤山頂上までもう少し

15:27 神堤山頂上

15:43 徐々に雪が少なくなる稜線道

15:54 鉄塔のある鞍部に向かう

16:02 鉄塔の鞍部は土道

16:03 鉄塔を振り返る

16:04 残雪の残る鉄塔保守管理道を進む

16:18 未だ残雪のある斜面を進む

16:26 残雪の残る尾根を下る

16:33 尾根道を分かれ右斜面を下る

16:40 スタート地点に戻り下山完了

6 登山と歩行のルート図

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