H27年8月28日 御嶽山

8月27日(木) 野尻湖~濁河(にごりご)温泉P
北アルプス方面の天気予報がイマイチのため、御嶽山、乗鞍岳の天気に期待することにして、野尻湖から御嶽山・濁河温泉Pまで移動。
09時50分 野尻湖の宿を出発 (途中で買い物)
17時35分 濁河温泉登山口Pに着
運転時間 5:10 運転距離 205km 車中泊

【濁河温泉先の登山口への道】
濁河温泉側の登山口への道

8月28日(金) 御嶽山 (9合目)
天気 曇

百名山90番目は御嶽山。
深田は「普通御岳は日本アルプスの中に入れられるが、この山は別格である。(中略)悠然と孤立している。」と記している。
この「木曽の御岳さん」が昨年9月27日の昼前に噴火した。
私は、前日月山に登り、翌日富士山に登るため移動中の車中でニュースに接した。
何か大変なことになったと思いながらも詳しい事情は分からず、翌日富士山に登る。
富士山頂では数人の登山者が御嶽山の噴火が微かに見えると方向を指し示していた。
その後の登山旅行でも、当日御嶽に登る計画を偶然変更し助かったという話も聞いた。
自然災害は突然やって来る。誰の身にも起こる可能性はある。覚悟も必要と改めて思った。

濁河の夜間は涼しくて、今までの車中泊で一番良く眠れた。
小坂登山口(濁河温泉登山口)からの登山道は案内板が多くて分かりやすい。
木道も結構整備されているが、中には古くなり腐りかけている場所もあった。
ゆっくり登り2時間半ほどで9合目の飛騨頂上に到着。
登山規制中のため9合目までは登れるが、この先は通行止。
天気は最初ガス気味だったが、徐々に晴れ、御嶽山頂も見えた。
御嶽山頂に向かい慰霊の黙祷。
この日はガスったり晴れたり変化を繰り返し午後からは小雨も混じる。
自然の災害はいつ起こるか分からないが、天気の予測もまた難しい。

【御嶽大明神の鳥居をくぐる】
御嶽大明神の鳥居をくぐる

【登山道脇には壊れかけた祠】
登山道脇には壊れかけた祠

【通行止めの橋の脇に新登山道】
通行止めの橋の脇に新登山道

【モヤシみたいな物は一体なに?】
モヤシみたいな物は一体なんだろう?

【真ん中の岩は「蛙岩」】
真ん中の岩は「蛙岩」
目と口が白ペンキで書き加わりナルホド

【8合目の「お助け水」】
8合目の「お助け水」
残念ながら水場の場所は不明

【9合目登山道。手前にコマクサ】
9合目登山道。手前にコマクサ

【手前が五ノ池小屋。奥が飛騨頂上】
手前が五ノ池小屋。奥が飛騨頂上

【御嶽山頂への縦走道を眺望】
御岳山頂への縦走道を眺望
偶然霧が晴れ御岳山頂が姿を現す

【御嶽山頂を望遠で眺望】
御嶽山頂を眺望
噴火の痕跡に向かい、黙祷。

【仙人滝】
仙人滝
下山時に寄り道。10分ほどの所にある

05時40分 小坂登山口を出発
07時30分 8合目(お助け水)
08時25分 9合目(飛騨頂上)(休憩)
10時10分 8合目
11時30分 仙人滝
11時45分 小坂登山口に着
14時45分 乗鞍観光センター ~ 鈴蘭橋Pに移動

登山時間 05:00 登山距離 10km 高低差 1000m
運転時間 2:10 運転距離 84km 車中泊

御嶽山登山ルート (ルートラボ地図利用)
※ ルートラボ画面の左上には「拡大縮小」、右下には「ルート再生」、右上には「再生速度調整」の機能があります。

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