天気 小雨続き夕方から曇り
昨日に引き続き今日も雨天の長距離移動。
昨日はアップダウンの負担が大きい約50キロの道。
(大きいアップダウンが1回、小さいアップダウンが3~4回)
今日は約60kmの長距離ロードだがアップダウン負担は昨日よりも小さい。
長距離移動のため宿では手持食を少量とり5時半に出発。
宿出発して40分後スマホに着信音。
雨天の幹線道歩きのため雨音と車の走行音で1度目の着信音に気付かず。
電話に出ると出発先の旅館からでリュックの防水カバーが旅館に有る旨の連絡。
雨天の出発なのに旅館の玄関先に防水カバーを置き忘れてきた。
既に2km以上歩いていて旅館に引き返す時間的余裕はない。
幸い雨は小降りでリュックの中も多少防水の備えはしている。
雨音と車の騒音で話辛く防水カバーの処分を頼み電話を切る(予備は自宅に有)。
雨天の道路歩きは様々な事に気を遣う。
雨合羽を着て歩くので傘は持っていない。
濡れて見難いメガネを掛けるよりメガネを掛けない方が見易い時もある。
その時々でメガネを掛けたり外したり使い分ける。
防水靴を履いていても靴の内部に水が浸み込む。
道路の形状で水溜まりが多い場所は避ける様に歩く。
道路の左右で水溜まりの水量に差がある時は場合により左右を移動する。
車の水撥ねを極力避けたいため歩道や路側帯が広い方をなるべく選んで歩く。
様々な事に気を遣い歩いていても限度がある。
最終的に全身がビショ濡れに近くなれば無頓着に歩く。
四国遍路の時の大雨時の歩行がそうだった。
この日は小雨模様がずっと続いたため気遣い歩行は多少効果があった。
雨天に限らず幹線道歩行では走行車の運転マナーが歩行の快適度に直結する。
車の運転マナーのことは本ブログでも何度か触れてきた。
今回の旅で感じたのは岩手県のトラック運転手さんのマナーの良さ。
千葉県を出発して2週間。今回の旅は交通量の多い幹線道路歩きの割合が多い。
必然的にトラックとの出会いも多くなるがストレスを感じる歩行が多かった。
宮城県を歩いていた頃から多少トラックのストレスが減少した様な気がした。
岩手県に入り気のせいではなく確信に変わる。
岩手県のトラックは歩行者がいるとスピードを弱めるか間隔を空ける割合が多い。
他県では100台に2~3台程度の歩行者への配慮運転の割合が岩手では5台に1台ぐらい。
雨天の通過時は時速20km程度に減速し間隔を2m前後空け通過するトラックもあった。
トンネル内部の歩行でも同様に配慮するトラックの割合が多い。
但し岩手に比べ他県では交通渋滞に伴うストレス過多で気の毒と感じる面もある。
今回の旅では初めて防水靴下を試した。
靴は四国遍路の時と同じコロンビア製品(更新品)で中敷は付属品。
(四国遍路の時は特別の中敷に変えて失敗したため標準品に戻す。)
結果的には防水靴下としてのメリットは殆ど感じなかった。
履き心地は悪い訳ではなく乾き具合も良好だが防水効果は余り無し。
この日は小雨だったが長時間歩行の後半には靴下内に多少濡れを感じる。
防水機能の事も本ブログで何度か触れてきたが効果的な手段は見つからず。
一方で体調面はそこそこ良好。
この日は60km近い歩行距離。
目的地到着時には流石に足のマメが増えていた。
しかし足に感じる痛みは余り無い。
また雨天のためか水を飲む量も少なくて済んだ。
歩行中の飲水量は500cc弱。到着後の飲水量と合計しても1000cc以下。
飲水量は天候次第で増減が大きくても問題ないかもしれないと感じた。
この日のゴールは道の駅宮古で到着は19時20分。今旅行最長距離歩行。
【後日談】防水カバーは自宅宛送付された。旅館なかむらに感謝!
釜石駅
鵜住居小学校(・釜石東中学校)
1年前の4月に新校舎完成
カラフル模様の「どんりゅう庵」
3年前に入った食堂が移転新築
新築中の大槌町交流センター
大槌町旧庁舎と新築建物
大槌町旧庁舎は解体予定
※読売Online(http://www.yomiuri.co.jp/feature/TO000305/20180316-OYT1T50041.html)
ホテルはまぎく
天皇陛下とはまぎくの花で繋がる
※産経News(https://www.sankei.com/life/news/160928/lif1609280040-n1.html)
道の駅「ふれあいパーク山田」
軽く昼食
大規模な工事中
災害にも耐えるための地盤強化?
復興したカキ養殖場
津軽石駅(休業中)
3年前のみちのく潮風トレイルで津軽(黒石)との所縁を知る。
防潮堤と海岸
防潮堤の上からの眺め
道の駅みやこ「シートピアなあど」
05:35 釜石の旅館・発
11:55 道の駅山田(35分昼食)
18:55 ローソン宮古本町店(15分)
19:20 道の駅宮古・着
歩行時間 12時間50分
歩行距離 59km