紅葉の八甲田大岳登山

10月14日(月)
天気晴　弱風　最高気温 22℃

1 登山の計画
2週間前の岩手山周辺登山では疲労感が大きかった。
最近は早朝ジョギングでも疲労度を強く感じる。
いよいよ老化が急速に進行し始めたサインだろうか？
或いは常に気にしている腎臓が弱まり出したろうか？
14日の早朝ジョギング時に好天の登山日和を感じる。
体調観察を兼ねて八甲田に急遽出かける事に決定。

2 登山の概要
14日はスポーツの日の祝日で絶好の行楽日和。
朝7時過ぎに車で家を出発し8時に酸ヶ湯に到着。
駐車場はほぼ満車状態で路上脇の駐車車両もある。
公共駐車場に行くと運良く空いているスペースがある。
駐車場に車を停めて酸ヶ湯温泉側から登山開始する。

八甲田は春に熊出没で死者が発生し登山禁止された。
約2週間前に登山者が待ち焦がれた登山が解禁された。
出発して40分ほどで樹林帯を抜け下毛無岱に入る。
時々下山者とすれ違うが何時から登り始めたのかな？
10分間隔ぐらいで登りや下りの登山者とすれ違う。
毛無岱の木道はすれ違う場所選びで多少苦労する。
改修された毛無岱の木段から紅葉の景色を楽しむ。
この日は好天で遠方まで見渡せて正に絶景が広がる。

出発から1時間余で毛無岱を通過し赤倉分岐で曲がる。
ロープウェイコースと合流後に赤倉岳に向かい登る。
この日一番キツい登りと感じるが好天に足取り良好。
やはり好天の祝日で何処でも登山者が普段より多い。
赤倉岳～井戸岳を経由し一端大岳避難小屋に下る。
小屋の前の休憩所にも10人以上の登山者が休憩中。
人の多い所を避けたい私は小屋を通過し大岳に直行。
避難小屋から20分で着いた大岳山頂は少し風が強い。
大岳山頂も20人以上の登山者で賑わっている。
人の多さと多少の風で大岳山頂での食事はパスする。
ただし山頂から望む絶景を暫し堪能し映像記録する。

山頂まで順調に来たため少し寄り道する事にする。
仙人岱手前の分岐から小岳の山頂を目指す。
小岳の登り途中で女性1人、山頂で男性1人と出会う。
大岳に比べ格段に人の少ない小岳山頂で軽食休憩。
南方面の山並に見とれながら軽い食事を摂る。
先日登った岩手山や西方面の稜線等も良く分かる。
小岳から下りようとすると高田側から登山者が到着。
ルートを尋ねると｢谷地～高田～酸ヶ湯｣との事。
谷地～高田は泥道で大変では？と聞くと良い方との事。
最近好天が続いたので水分が減ったと思うとの事。
谷地ルートは普通の登山靴では浸水回避はキツい。
この日の男性も長靴で来ており最も安心だと思う。

小岳からは休まず一気に下り酸ヶ湯に向かう。
仙人岱の水場は流水が無く今はもう当てに出来ない。
下り道でも登山者と時々出会う。
既に午後になっているため大丈夫なのか少し心配。
13時過ぎには外人夫婦＋子供3人とすれ違った。
30歳代夫婦と思うが妻が幼児をオンブしている。
下山し続けると道の両側には紅葉景色が広がる。
南西から陽の光が差して紅葉を一層引き立てる。
最後まで紅葉を愛でて快調に登山口駐車場に到着。

3 登山の経過
08:11 酸ヶ湯温泉
08:30 城ヶ倉分岐
08:52 下毛無岱休憩所
09:01 毛無岱の階段
09:10 上毛無岱休憩所
09:17 毛無岱分岐
09:46 宮様コース分岐
10:10 赤倉岳分岐
10:19 赤倉岳
10:24 井戸岳
10:36 井戸沼
10:56 八甲田大岳 (休憩7分)
11:09 鏡沼
11:30 大岳・小岳・仙人岱分岐
11:53 小岳 (休憩26分)
12:37 大岳・小岳・仙人岱分岐
12:56 地獄湯ノ沢
13:00 南八甲田展望所
13:37 酸ヶ湯公共駐車場

徒歩時間 4:50 (休憩35分除く)
徒歩距離 12.6km

4 登山所要時間と体調観察
今回の登山での体調面は良好に感じられた。
自分では全般に順調に登り下りできたと思った。
実際に過去の登山時間と比較しても差は少ない。
現実は登山道の混雑や気候事情で変動し易い。
(後半に過去の登山時間との比較を掲載)
ただし今回は良く感じても余り安心していない。
冒頭に記した様にジョギング速度は低下傾向。
日頃の感覚でも以前より感度が鈍った気がする。
現在はスマートウォッチで日々観察を続けている。
これからも観察や試行錯誤を続けようと思っている。

[酸ヶ湯～赤倉～大岳山頂までの登頂時間比較]
・2018.9.21 180分
・2019.9.13 172分
・2021.6.18 176分
・2021.10.4 155分
・2023.7.24 168分
・2024.10.14 165分
[休憩時間を除く徒歩時間での比較]

5 登山の写真
ほとんど青空で空気も乾燥して爽やか