トレイル旅行8日目の5月18日の夕方釜石駅前到着時に出会った自転車旅行者の人と会話した際に、徒歩旅行時のバックパックの収納内容や方法について尋ねられた。
私がみちのく潮風トレイルで使用したバックパックはコロンビア製品「パッサデスRT30」。
テント泊登山をする場合は最低45L以上のパック容量が必要と言われるが、このパックのメーカー公称容量は30L。メーカーが示すパックサイズがH62㎝×W29㎝×D20㎝で単純に掛け算すると約36L。丸み部分もあり単純な掛け算は過大だと思うが30L以上は入ると思う。
この中に詰め込んだ荷物とその概算容量は以下のとおり。
道 具 名 | サイズ | 容 量 | 重 量 |
---|---|---|---|
① バックパック(パッサデスRT30) | 62×29×20 | 35.0L? | 1080g |
② テント・シート部(PuroMonte・VL14) | φ15×26 | 4.6L | 1000g |
③ テント・ポールとペグ部(同上) | φ6×39 | 1.1L | 510g |
④ 寝袋(montbell・ULダウンハガー#3) | φ14×24 | 3.7L | 580g |
⑤ 寝袋カバー(オクトス・防水カバー) | φ8×20 | 1.0L | 280g |
⑥ 空気マット(montbell・コンフォート150) | φ8×21 | 1.0L | 450g |
⑦ 雨合羽(ミズノ・BTストームセイバーⅣ) | 22×18×6 | 2.4L | 570g |
⑧ ゲイター(ISUKA・ライトスパッツ) | φ7×15 | 0.6L | 140g |
⑨ 着替え類一式 | 30×20×8 | 4.8L | 800g |
⑩ 食料類一式 (増減有) | 25×20×15 | 7.5L | 800g |
⑪ 飲料類一式 (増減有) | 30×13×4 | 1.6L | 1800g |
⑫ 炊事道具一式 | φ12×9 | 1.0L | 500g |
⑬ 電気器具類一式 | 15×13×5 | 1.0L | 500g |
⑭ 救急セット | 15×11×4 | 0.7L | 200g |
⑮ 敷シート2種類 | 28×18×4 | 2.0L | 350g |
⑯ 地図・メモ類 | 21×15×0.1 | 0.1L | 70g |
⑰ タオル・布類 | 30×20×2 | 1.2L | 130g |
⑱ 洗面・風呂道具 | φ6×18 | 0.5L | 130g |
⑲ 各種小物類 | 200g | ||
②~⑲計 | ①~⑲計 | ||
計 | 34.8L | 10090g |
バックパックの外観はパンパンだが一応全て収納できた。
収納方法は基本的に縦型収納。
縦型収納の利点は、物を詰めた隙間にタオル等の小物を詰め込めること。
上から順に収納物を並べると
パック上部蓋収納部 食料、小物類の一部
パック本体部 一段目 食料、炊事道具、電気器具類
二段目 テント類、寝袋、空気マット、洗面道具、タオル類
パック底面部 雨合羽、ゲイター、着替え類、救急セット
パック前面部 敷シート、地図・メモ
パック両脇部 飲料類、小物類
バックパック収納品にはないが、ほとんど使わなかったストックはパック外付け。細かく記載するとキリが無いため省略したが、例えば便袋も持参した。