四国遍路旅 12日目 R4.5.26 (高知-37)

四国遍路旅 12日目

令和4年5月26日(木) H鳥越~土佐佐賀温泉
天気 曇りのち雨 気温 19~25℃

1.旅の時間経過・距離

04時30分 起床
06時10分 ビジネスH鳥越・発
08時05分 焼坂峠
09時50分 大坂休憩所   (休30分)
12時00分 七子峠     (休3分)
14時20分 道の駅あぐり窪川(休15分)
15時17分 37番・岩本寺   (休25分)
16時00分 ローソン四万十金上野(買物27分)
18時30分 土佐佐賀温泉こぶしの里・着

歩行距離 45km
歩行時間 10時間40分(休100分除く)
[上り標高計1300m/下り標高計1270m]

2.遍路道の概要

須崎市内から角谷トンネルへ標高100m登り。
その後焼坂峠越え山道で標高230mの登り下り。
更に七子峠越えで標高290mの山道を登る。
七子峠から岩本寺までは緩い下りが続く。
標高210mの岩本寺まで多少登り下りを経る。
岩本寺の後峰ノ上地区まで約70m緩く登る。
山道を経て250mを一気に下りこぶしの里到着。
なお山道回避しR56歩行も可(距離・時間は増)。

3.出来事や感想

今日の天気予報は午後から雨。
夜にかけて徐々に雨脚が強まる見込み。
野宿予定地は土佐佐賀温泉こぶしの里。
ここは過去2回の遍路でも利用している。
ところが今年1月から休業している。
野宿できるかどうか分からない。
雨と野宿地2つの不安を抱えてスタート。

最初は標高230mの焼坂峠越えがある。
峠越えした後に少し小雨模様になる。
丁度通りかかった大坂休憩所で雨宿りする。
軽食休憩し雨が上がる事を期待して待つ。
しかし弱雨は止まず諦めて雨合羽を着て出発。
七子峠道は雨で少し歩き難く慎重に登る。
峠まで辿り着き少しホッとして小休憩する。
依然として小雨は降り続いている。
天気予報の信頼性は向上しても未だ途上。
予報より悪い天気に不満を抱きつつ歩く。

途中の道の駅あぐり窪川でトイレ休憩する。
岩本寺到着はほぼ予定どおりの15時過ぎ。
以前遍路で寺の天井画を讃える人と会った。
様々な人が書いた絵が飾られているとの事。
実際に見てみると確かに千差万別で面白い。
少し雨が強まり寺で小休憩後に再出発。

その後コンビニで食料調達し野宿地に向かう。
雨が徐々に強まり急ぐ気持ちが強まる。
途中進路変更する所を見落としてしまう。
雨の日はスマホの水濡れが嫌で極力触らない。
スマホの警告で気づき引き返し進路変更する。
最後に再度山道を登り下りする。
登りは未だ良いが下りが結構な急斜面。
雨で濡れた道で転ばない様に慎重に下る。
本日最後の試練を課す様に雨が強まる。
何とか緊張感を保って山道を下り終える。
その後国道を歩き野宿地の休業温泉に到着。

温泉は休業中だが遍路小屋はそのまま存在。
雨が強まる中で小屋の有無を心配したが安堵。
雨天という事もあり遍路小屋に先客は無し。
この日は一日中お遍路さんとは出会わず。
取りあえず濡れた衣類等を壁際に干し掛ける。
効果は薄いと思うが防水合羽は多少乾くと期待。
屋根付き小屋なのでテントの雨漏れは心配無し。
何とかテント内に落ち着いてから夕食を摂る。
明日は予報どおり雨が上がる事を祈り就寝する。

4.写真記録

早朝に道の駅須崎を通過

右手コンビニ屋根上には須崎市マスコットキャラ

焼坂峠の遍路道へ

遍路道の直ぐ側を列車が通過

遍路道の直ぐ側にミツバチの巣箱

焼坂峠への登坂道を上る

焼坂峠を越えて高速道脇に下る

遍路道が2方向に分かれる

直進して大坂方面に進む

大坂休憩所で雨宿り休憩

トイレがあり静かで良好な場所

奥大坂休憩所は素通り

大坂休憩所から4.5km先

七子峠への最後の急坂登り

道が少し荒れ気味で慎重に上る

七子峠で小休憩

木が絡み合う姿は初見?

雪椿休憩所

雨が少し強まる

道の駅あぐり窪川

トイレと雨宿りで小休憩

37番・岩本寺の山門

石段に英文で歓迎の言葉が列挙

37番・岩本寺の本堂

本堂の天井画-多彩な人々の絵の万華鏡

感嘆する絵や可愛い絵など千差万別

コンビニで夕朝食を調達

行き過ぎてから引き返し左の遍路道へ

国道トンネルの上を横断する

その後に急坂を慎重に下る

土佐佐賀温泉こぶしの里に到着

遍路小屋が無事に存在してホッと

無人の遍路小屋内にテント設置

ビショ濡れでもテントはOK

5.ルート図

四国遍路旅 12日目ルート図(Google Map)

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