四国遍路旅 3日目
令和4年5月17日(火) 焼山寺手前~徳島のホテル
天気 薄曇り 気温 15~22℃
1.旅の時間経過・距離
04時30分 起床
06時00分 焼山寺下の祠前・発
06時38分 12番 焼山寺 (30分)
07時35分 杖杉庵 ( 2分)
12時20分 13番 大日寺 (昼食休50分)
13時40分 14番 常楽寺 (20分)
14時10分 15番 国分寺 (20分)
14時57分 16番 観音寺 (15分)
15時48分 17番 井戸寺 (20分)
16時32分 ダイソータクト (買い物10分)
17時57分 H太陽農園徳島県庁前・着
歩行距離 40km
歩行時間 9時間10分(休170分除く)
[上り標高計920m/下り標高計1440m]
2.遍路道の概要
焼山寺手前の祠から寺まで標高差160m。
距離は約1.2kmで急勾配の登り道。
焼山寺以後は一部を除いて下り道になる。
庄部から玉ヶ峠で標高差200mの山道。
この区間以外はほぼ舗装道。
焼山寺から大日寺までは22km。
所々に民家はあるが店等は少ない。
その後は平坦路で1寺2km前後で4寺回る。
3.出会い
焼山寺で参拝納経し納経所の開所を待つ。
7時少し過ぎに納経所の玄関が開く。
納経所では交通手段を聞かれた。
徒歩と答えたらどこから来たか聞かれた。
山の下で野宿し朝登って来た事を伝えた。
歩き遍路の苦労を労う言葉を頂戴した。
納経所では交通手段により料金を徴収する。
徒歩は無料だが車種等で料金が異なる。
大日寺への途中で夫婦風の男女を追い抜く。
その直後に甘夏3個100円の無人販売に出会う。
早速購入すると後ろの夫婦も購入した。
その後夫婦は近くの休憩所で味見していた。
私は大日寺まで持って歩いた。
大日寺で納経を終え4日後の宿予約の手配。
実は昨日藤井寺で金剛頂寺宿坊に予約電話した。
所が希望日は宿泊できないと伝えられた。
その変わりに近くの宿を紹介された。
昨日その宿に2度ほど電話したが通じない。
山中にいる時は通話が難しい。
山から町に下りてスマホを見ると着信有り。
昨日電話が通じなかった宿からの着信。
再度こちらから電話し無事宿を予約できた。
4.補足や感想
野宿した祠のある場所は予定外の場所。
当初は一本杉か焼山寺駐車場を予定した。
だが一本杉は早過ぎて駐車場は遅過ぎる。
このため記憶を辿り中間地の祠場を利用した。
事前に水を用意できれば良い野宿地と思う。
だが30分ほど登れば駐車場で野宿もできる。
駐車場近くには水場らしき所もあった。
焼山寺から大日寺までは22kmの下山道歩き。
この日はタイトな日程のため無休憩で歩き切る。
大日寺に到着し昼食を兼ねてユックリ休憩する。
その後も急ぎ4寺を納経し何とか予定をクリア。
そして遍路中に考えたテント防水対策の対応。
テントにビニールをかけて防水補強する案。
100円ショップに寄りビニールを探す事にする。
店で物色しているとバイク用雨カバーが目に付く。
サイズは少し小さいが何とか使えそうな感じ。
購入して後で試してみる事にした。
その後は事前に予約済みのホテルに向かった。
今回の旅ではH太陽農園徳島県庁前に3回泊まる。
1度目は大峰奥駈縦走後に徳島に移動した日。
今回が2度目。3度目が遍路旅の最終日。
このホテルは格安で朝夕食がバイキング。
普段不足しがちの野菜類を沢山食べられる。
今回の遍路旅の宿泊はコロナの影響が心配。
ネット予約できる所は予約したが後は未予約。
この先も無事宿に泊まれるかとても不安。
コロナが拡大したら宿泊不可となる怖れも…
金剛頂寺の予約が断られた理由は不明。
最初は団体客で満室になり予約不可と思った。
宿泊予定日が土曜のため団体客がありそうだ。
しかし電話した際の断られ方に違和感を感じた。
満室であればその旨答える様に思う。
むしろ宿泊客が少ないため断られたのではないか?
5年前の遍路で金剛福寺宿坊予約がそうだった。
宿坊はある程度の利用人数がいないと赤字。
特に風呂が大きいため燃料費は大きな負担。
宿泊が2~3人だと風呂燃料だけで赤字になる。
ロシア侵攻以降燃料費が高騰し続けている。
全てが予測の難しい世の中になってしまった。
5.写真記録
焼山寺目指して急登を登り終えホッ
焼山寺駐車場近くにある水場
飲水に利用しても良いのかしら?
12番・焼山寺の本堂(中央)と太師堂(右)
杖杉庵
空海に許しを請う衛門三郎像
鍋岩のトイレ休憩所
道端の花「シャガ」
所々で荒れた道にも遭遇
3年前の遍路で野宿した場所
遍路小屋36号 神山休憩所
本名公衆トイレ
人形が集う広場
石垣の隙間から無数のサボテン?
鮎喰川の潜水橋 (駒坂東バス停付近)
夫婦お遍路さんを追い越す
無人販売で甘夏3個100円を購入
お遍路さん休憩所 (大日寺から1km)
焼山寺から約5時間歩き続け大日寺到着
13番・大日寺の本堂
14番・常楽寺の本堂と岩が剥き出しの境内
15番・國分寺の本堂(左)と太師堂(右)
16番・観音寺の本堂(左)と太師堂(右)
17番・井戸寺の山門
17番・井戸寺の井戸
無事予定した納経を終え鮎喰川を渡る
徳島県庁(左)向かいのホテル太陽農園に宿泊
夕食バイキング
6.ルート図
四国遍路旅 3日目ルート図(Google Map)