四国遍路旅 7日目
令和4年5月21日(土) 野根漁協~民宿うらしま
天気 雨のち曇り 気温 16~21℃
1.旅の時間経過・距離
02時20分 起床
04時30分 野根漁協・発
08時15分 民宿徳増・東屋 (食事休20分)
10時20分 室戸ジオパークセンター(トイレ15分)
12時32分 24番・最御崎寺 (18分)
14時14分 25番・津照寺 (18分)
15時06分 民宿うらしま (荷物預4分)
15時32分 26番・金剛頂寺 (15分)
16時05分 民宿うらしま・着
歩行距離 44km
歩行時間 10時間00分(休90分除く)
[上り標高計800m/下り標高計800m]
2.遍路道の概要
野根漁協からほぼ平坦なR55を31km歩く。
24番寺登坂口に到着後150m登ると最御崎寺。
登りは登山道だが下りは舗装道を西に下る。
登りと下りは共に距離1.5km弱。
下った後はR55と並行の旧道5km歩き津照寺。
津照寺から距離4km標高差150m登ると金剛頂寺。
本区間の95%はほぼ平坦な舗装路。
24と26番寺への登り1km強が登山道になる。
3.出来事や感想
漁港で野宿した夜中は雨や風は感じなかった。
夜中に港に車が1台来た事は感じた。
深夜2時過ぎに起床し朝食し4時過ぎ出発支度。
ところが出発しようとした時に小雨が降り出す。
慌てて雨合羽等の雨支度に衣替えをする。
旅支度をし直して4時半に出発。
霧雨と小雨の中間の様な雨が降り続く。
出発後約4時間歩き通すと少し雨が強まる。
民宿徳増の東屋で雨宿りし軽食を摂る。
併せて靴と靴下を脱ぎ足の負担を緩和する。
10時過ぎに室戸ジオパークセンターのトイレに立ち寄る。
雨は相当弱まってほぼ上がった感じ。
しかし空模様はスッキリしない。
暑苦しい雨合羽は早く脱ぎたいが悩ましい。
雨合羽を脱ぐと雨が降り出す事は時々経験済。
結局上だけ脱ぎザックに引っかけ歩き出す。
今回の遍路旅では観光地巡りはしない予定。
ただ室戸岬は空海が修行した場所も多い。
余り時間をかけない範囲で岬周辺を巡り歩く。
最御崎寺にはほぼ当初計画時刻に到着する。
昨日計画未達だった分を早起きしほぼ挽回。
ところがここで私は計画を見誤ってしまう。
計画より遅れていると何故か勘違いする。
遅れを取り戻すため少し急ぎ足で次寺に向かう。
次の津照寺に着き遅れていない事に気付く。
しかし今度は計画自体に疑心暗鬼が生じる。
様々な事情で計画を何度か手直ししている。
手直しの際に修正ミスした事も過去にあった。
遅れていないと思いつつ通常速度で次寺に向かう。
寺の手前に予約した民宿があり荷物を預かる。
寺まで標高150m登るため荷物負担を軽減したい。
とても身軽になって金剛頂寺まで往復する。
金剛頂寺は3年前の遍路で宿坊に泊まっている。
料理が良かったので今回も泊まりたかった。
金剛頂寺では大師堂が現在改修工事中。
宿泊を断られた事と関係するのだろうか?
金剛頂寺で納経を済ませ民宿への到着は16時。
結局最後は予定より早く1日の旅を終えられた。
こちらの民宿ではコロナにとても気をつけている。
夕食の食卓は各人が離れ離れで着席する。
テーブルもアクリル板で仕切られている。
客は余り立ち歩かず女将が食事を配膳する。
旅時点のコロナ感染者は四国の中で高知県が多め。
民宿の風呂の浴槽が改修されていた。
元々は2人が楽に入れる少し大きめの浴槽。
その大きめの浴槽が改修され半分にされた。
とても2人一緒に入る事はできない。
多分燃料費を節約するための改修工事だろう。
そして金剛頂寺の風呂が思い出される。
5人ぐらいなら楽に一緒に入れる大浴槽。
詰めて入れば10人ぐらいは入れそう。
という事は2~3人の宿泊だと風呂だけで赤字か?
大師堂の改修工事もあるため経費節約で大変かも?
4.写真記録
朝5時前の国道55号
当初野宿予定だった法海上人堂
雨の日には少し不向き
東洋町を過ぎて室戸市に入る
風変わりな交通安全標石
雨の日の車の水はねを避けて右手の遍路道へ
番外霊場・佛海庵
車の水はねを避けて堤防道路を歩く
雨が少し強まり東屋で軽食休憩
右手の民宿徳増に隣接する東屋で休憩
国道55沿いの夫婦岩
室戸ジオパークセンターでトイレ利用
その後雨合羽の一部を脱ぐ
室戸青年大師像
高さ21mの弘法大師19歳の青年像
室戸岬の遊歩道
室戸岬のビシャゴ岩
弘法大師 行水の池
弘法大師が修行した御厨人窟(みくろ洞)
こちらも番外霊場
室戸岬のエボシ岩
24番・最御崎寺への登り口
24番・最御崎寺本堂に向かう参道
標高差150mの登山時間25分
24番・最御崎寺本堂と多宝塔
最御崎寺から国道55への下り道
まだ雨の心配が残る
お遍路さんの団体と擦れ違う
逆打ちの歩きお遍路?
とくし丸の移動販売
四国では時々見かける
津照寺近くの漁港
水門を通って海に出入りするのかな?
25番・津照寺の山門 (?)
仁王像が無くても山門と呼んでいいのかな?
左手が本堂への石段、右手が大師堂
左の民宿うらしまに荷物を預け右の金剛頂寺へ
26番・金剛頂寺へ登る石段
26番・金剛頂寺の本堂
本堂の中に仮大師堂が仮設置
納経を終え民宿うらしまに到着
民宿うらしまの夕食
コスパでは十分満足。ご飯お替わりする
5.ルート図
四国遍路旅 7日目ルート図(Google Map)
コメント
山門 寺院の正門のことで三門とも書く場合もあります。よって、仁王様がいなくても山門で正解です。その他、いろいろありますが省略します。
コメントありがとうございます。
「山門」と名称があっても姿や形は様々なのですね。
大きくて立派な山門に出会った後で小さい門を山門と呼んでいいのか、他にも「何とか門」等様々聞いた記憶もあってよく理解していませんでした。
ご教示ありがとうございます。