9月4日(金)
天気 曇り 最高気温 24℃
昨夜は雨はほぼ降らなかった。
ただ風が結構強かった。
朝の起床時には風は弱まった。
朝食後にテントを触ると砂まみれ。
砂を払い除けながらテントを収納する。
5時に出発し宇遠内の民家前を通る。
家の前の道は直ぐ終わり海岸の岩場になる。
岩場の歩き易い場所を選びながら北進。
途中で見つけたコンブをしゃぶりながら歩く。
出発後30分でアナマ岩という所に着く。
標識等何も無いため進む方向が分からない。
微かにある踏み跡を頼りに川の左の草むらに進む。
少し上ると道が現れ進むと砂礫の急坂になる。
上りは大丈夫だが下りは十分気をつけたい。
急坂を上りきると樹林帯や草やぶの道に変わる。
昨日歩いた草原の爽快な風景はない。
アナマ岩展望地から30分ほどの沢で水を補給。
冷たくて美味しい水を濾過せずに飲む。
時々眺望も現れるが草や樹間道の歩行が続く。
召国分岐地に出ると昨日と同じ草原道になる。
一面を見渡せる軽快なハイキング道に変わる。
8時半に西上泊への短縮路分岐点に着く。
ここにも通行禁止の標識が掲示してある。
短縮路を進む予定だったが迂回する事にする。
迂回路を歩いている途中で左に短縮路が見える。
短縮路の途中が崖崩れで道が崩落していた。
今回は通行禁止に従い難を逃れたと安堵する。
西上泊にはWCと売店があり観光バスが駐車中。
約20人の観光客が丁度バスに乗車していた。
WCで水を調達後に澄海岬まで往復して戻る。
観光客の老婦人が1人休み休み階段を上っていた。
更にゴロタ岬からスコトン岬へと進む。
途中で男性や女性の1人旅人と擦れ違う。
スコトン岬は最北限で宗谷岬が最北端。
ちなみにトイレも「最北限のトイレ」と表示。
追求するのもヤボだが宗谷岬の方が北らしい。
スコトン岬の売店にはウニ丼や昆布ソフトがある。
ところがこの日は売切れで補充到着待ちらしい。
ウニは夕食の楽しみにしてベンチで軽食を摂る。
今日は早めに進んだので後は民宿までノンビリ歩き。
民宿に向かう途中で久種湖展望所で時間つぶし。
民宿到着が14時40分でチェックインは15時から。
民宿前のベンチで休憩中に宿から男性が現れる。
話をしたら関東から鮭釣り目的で来た旅行客。
既に2週間以上滞在しているが釣果に恵まれず。
男性との会話で時間を潰し15時過ぎに民宿入り。
民宿の部屋で明日利尻岳に向かうかどうかを悩む。
天気予報は曇りで雨の可能性もありそう。
今日も徒歩中は雨を免れたが所により一時雨。
スマホの天気予報を30分睨めて結局断念する。
民宿の夕食でバフンとキタムラサキのウニ2種。
そして昼にスコトン手前で擦れ違った女性と再会。
北海道美幌の人で利尻2日、礼文2日旅の最終日。
明日は早朝フェリーで帰宅のため宿送迎車に乗車。
明日の利尻を断念した私も早朝フェリーを予定。
女性と同じく宿カー利用で青森帰宅計画をする。
早朝に宇遠内集落を抜け岩場を歩く
途中で昆布を拾いしゃぶり噛み歩く
アナマ岩の手前から右の沢へ進む
沢の左側の道を登り歩く
アサギリソウ
エゾノコギリソウ?(淡紫?)
チシマリンドウかな
召国分岐点を直進する
フウロ草のような?
西上泊のWCで水を補給
澄海岬からの眺望
花を愛でつつ下る道
ゴロタ岬への登り坂からゴロタ浜を振り返る
ミソガワソウの先にゴロタ岬を遠望
チシマフウロ
ゴロタ岬からスコトン岬を眺望
一旦海岸に下りスコトン岬へ坂道登り
スコトン岬先端への道
スコトン岬にある最北限トイレ
展望台から久種湖を眺望
民宿海憧に到着
部屋数13室の大きい宿
民宿海憧の夕食
中央ウニ2種(バフンとキタムラサキ)
焼き魚は地元魚「柳の舞」
北海道旅21日目の経過
05:05 宇遠内・発
06:05 アマナ岩展望地
08:05 召国分岐
09:05 西上泊売店 (休6分)
09:15 澄海岬 (休3分)
10:00 鉄府漁港分岐
11:15 ゴロタ岬
11:33 鮑古丹
12:05 スコトン岬 (休40分)
14:10 久種湖展望台
14:40 民宿海憧・着
歩行時間 8:50
歩行距離 28km
北海道縦走旅20~21日目のルート